はじめに 記事をお届けするに当たり、先の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
大石林山 には「バリアフリー対応」の東屋あり。途中ご年配たちの一服ヤスミへの優しい配慮。つい、山形での月山登拝を思い出す。
大石林山 流石南国の夜空。星の輝きが断然違いますね〜名古屋辺りだとこのレベルの輝きを拝めるのは木曾御岳山くらいかな〜?いや、そう言えば飛騨荘川はこれと同じくらいだったかも…?
大石林山は聖なる地、イヘヤ、シジャラの杜をめぐる自然と対話する場所
シジャラとは女性の乳房を意味したものとか⁉ そういえばギリシャ、ミコノス島のアフロディーテ(女神)にも似ているかな?・・・
大石林山は聖なる地
聖地・安須杜(アシムイ)
島建ての神、アマミキヨが降り立ち沖縄最初の聖地、安須杜※を創ったという。
琉球王国時代には王家の繁栄、五穀豊穣、航海安全をこの地で祈り今も四十箇所以上ある御願所(拝所)に神人の祈りが捧げられています。
2億年前の石灰岩層が隆起し長い歳月をかけて侵食された四連の岩山。
地元の古老たちは安須杜の四峰をシノクセ、アフリ、シジャラ、イヘヤと呼ぶ。
大石林山は聖なる地、イヘヤ、シジャラの杜をめぐる自然と対話する場所。
大石林山がある安須杜には40を超える御願所(拝所)があり、断崖絶壁や立穴の洞窟など非常に危険な場所にもつくられていることから、その信仰の深さがうかがえます。 安須杜は長老の杜、峰に名付けられたアフリは天帝の差す傘、シジャラは女性の乳房を意味しています。
※安須杜(アシムイ)
17世紀に編集された琉球最初の歴史書『中山世鑑』(ちゅうざんせいかん)では、祖神アマミキヨによって一番に安須杜が創られたと琉球開びゃく神話を伝えています。 また、12〜17世紀に琉球王府がまとめた沖縄最古の歌謡集『おもろさうし』には、国王の命で安須杜の湧水が王家の長寿を祈る若水として用いられたと詠われています。
一見してヨーロッパかと見紛うような景観!まるでカテドラルのようですね。バルセロナ旧市街(ゴシック地区)の中心に建つサンタエウラリア大聖堂と錯覚するほど巧みな自然の造形、双塔と尖塔ではありませんか!
アントニオ・ガウディはコロニアグエル教会の中央に若しかして、本当はこんな造形作品を造りたかったのでは?…と畏れ多くも思うのです。どこまでも自然の造形美を表現したかったに違いない!嗚呼〜 (一ファンの呟き)
世界最北端の熱帯カルスト地形
2億5千万年前(古生代)の石灰岩が長い歳月をかけて雨水などにより侵食されてできた地形です。
ドリーネ(すり鉢状のくぼ地)の鍋池、タワーカルスト(急速な溶食や侵食でできたタワー状の石灰岩台地)の悟空岩、ピナクル(石灰岩が溶食し、鋭く尖った岩塔)の鳥帽子岩など熱帯カルスト地形のさまざまな特徴が大石林山で見られます。
大石林山からの雄大な眺め「琉球神話の杜に広がる自然と対話する場所」
一説に伊賀忍者 百地三太夫の弟子の石川五右衛門でも、「絶景かな~絶景かな」と、呟いたとか??
琉球神話の杜大石林山は亜熱帯の自然と触れ合う楽園
昔から聖なる地として伝えられてきた安須杜(アシムイ)の山々は、辺戸岬から眺める険しい姿とは違って、一歩踏み入ると、そこは亜熱帯の自然と触れ合う楽園。
奇岩や巨石、亜熱帯の森、大パノラマなどさまざまな表情を見せる大石林山の2つの散策コースが琉球神話の杜に広がります。
現在は、老若男女を問わず、どなたにも歩きやすいトレッキングコースなので安心です。
沖縄海岸国定公園から「やんばる国立公園」に編入されました。
大石林山は自然公園法(昭和32年法律161号)に基づき、沖縄県の「国定公園」に指定され、すぐれた自然の風景地を保護、また国民の保健・休養・教化に資することを目的に管理運営を行っています。平成28年9月15日、やんばる国立公園指定に伴い、既に沖縄海岸国定公園に指定されている地域の一部は本国立公園に編入されました。
大石林山 気根を垂らした巨大なガジュマル。森林浴を楽しんでください。
大石林山 ヤンバル(山原)
亜熱帯の森、ヤンバル
沖縄本島北部エリアは「ヤンバル(山原)」と呼ばれ、その名の通り、大自然が色濃く残る亜熱帯の森が広がっています。気根を垂らしたガジュマル、見上げるほど大きく成長したソテツなど亜熱帯の木々が生い茂る森で森林浴を楽しんでください。
大石林山で見られる植物と生きもの
バリアフリー対応
施設内には道幅3メートル、ゆるやかなスロープの「バリアフリーエリア」を設置しており、ご年配の方や車イスの方にも安心して自然体験を楽しんで頂けます。(トップの写真)
雨の日のおすすめポイント!
雨に濡れた石の表情はさまざま。その美しさを楽しむのもおすすめ!
雨の日は石灰岩がしっとりと濡れて、石の表情が浮び上がり、晴れた日とは違う風情があります。又、霧が出ている時には幻想的な風景が広がります。
ふだんは石の下や、葉の裏などにかくれている小さな生き物たち(オキナワキセルガイやシュリケマイマイ等)も顔を出します。熱帯植物も雨でいきいきとした様子を見る事ができます。
大石林山 白龍の住むと言われている伝説の森
ここもおすすめ!白龍が住むと言われる『鍋池』
おすすめの場所は、白龍(見える人には見えるそうです)が住むと言われている鍋池。
霧がかかった日には、本当に白龍が現れてきそうなかんじがします。
ご覧になった方たちからは、悟空岩が雨に濡れていいかんじだったという声が多数寄せられています。
雨の日でも大丈夫!
沖縄独特の突然のスコールにあった場合も、コース内数ヶ所に貸し出し用の傘を設置していますので安心です。
続く・・・
編集後記
そういえば、昔サトウキビ畑を通りかかった時に、急に雨が降り出しカメラが濡れないかと困っていると、近くの畑で収穫をしていた農家の人たちが「すぐ止むからここに来て一緒に雨宿りをしなさい」と私を誘い、生い茂ったサトウキビの枝や葉を傘代わりに雨宿りをさせて呉れたのだ。おまけにちゃっかり手づくりの地元料理迄ご馳走になったことを想い出した。旅の醍醐味とはこういった類の感動である。思わぬにわか雨で地元の人々から受けた暖かい情け、触れ合いは折に触れて反芻するもの。何よりのご馳走である。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(敬称略)
株式会社 南都 〒900-0013沖縄県那覇市牧志1-3-24 南都ビル3階電話番号: 098-867-0020
大石林山〒905-1422沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241 TEL:0980-41-8117
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鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
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