ZIPANG-3 TOKIO 2020 神の庭にて きほく燈籠祭開催!風伝おろし「仕掛け花火"彩雲孔雀"は紀北町でしか見れない 日本で唯一無二の豪華絢爛!」

はじめに 記事をお届けするに当たり、この度の九州豪雨と山形沖の地震災害、並びに近年の北海道・関西地方、並びに中国四国・九州地方他、多くの大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。



風伝おろし『神の庭』きほく燈籠祭 始まる

神の庭に朝霧が…音も無く山も森も海も家も人も子供たちもすっぽりと優しく包む・・・

神の庭に陽が昇り、やがて朝霧は・・・

そして、きほくの杣人や海人たちの朝が始まり・・・やがて子供たちの祭りがやって来る!



「神の庭 きほく」 ―美しい海と山が織り成す原風景―

紀北町は、三重県の東南部に位置し、美しい海と織りなす山々の幻想的な景色が広がる風光明媚な町です。

 

町としての歴史はまだ新しく、平成17年に紀伊長島町と海山町が合併して誕生しました。

 

紀伊長島町と海山町は、前面(東)に黒潮踊る熊野灘、背後(西)には日本有数の原生林が残る大台山系と豊かな自然に囲まれ、古くからその恵みを活かし、水産業・林業などの産業を中心としてほとんど同じように発展してきました。

 

気候・風土・産業・文化・生活様式など多くの面で地理的・歴史的に結び付いてきた地域であり、住民間の交流も活発に行われ、日常生活圏に於いても一体の地域を形成してきました。

 

平成16年に世界遺産登録された「熊野古道」が町を縦断、かつて伊勢の国と紀伊の国の分かれ目であった「ツヅラト峠」からは、眼下に熊野灘を望むことができ、古人はこの風景に浄土への思いを馳せたといわれています。

 

“自然の鼓動を聞き みなが集い、創る やすらぎのまち”を基本理念に地域の自立と将来の総合的な発展を目指しています。


 

仕掛け花火 "彩雲孔雀" は
紀北町でしか見られない
花火芸術打上げ開花の瞬間 ‼・・・空前絶後の色彩ハーモニーに息をのむ

日本で唯一、紀北町の燈籠祭でしか見ることが出来ない仕掛け花火「彩雲孔雀」

百花繚乱の彩雲孔雀(花火を斜めから撮影したものです)


海上に勇壮に浮かぶ大燈籠と花火「彩雲孔雀」の競演

会場の地形を最大限生かし、日本で唯一、燈籠祭でしか見ることが出来ない仕掛け花火

「彩雲孔雀」

他では味わえない迫力と美しさが、見る人すべてを魅了します。


今回の燈籠祭、町の将来に目を向け、テーマは「未来への燈火~子どもたちを照らす光の道しるべ~」です。子どもの減少や商業の衰退など不安材料が多い中でも、燈籠祭は伝統を守りながら新しいことに挑戦しています。昭和から平成、そして令和へと時代が変わっても常にチャレンジを続け、子どもたちの未来を照らし続ける光でありたいと願い開催。

開催日:2019年7月27日(土)

場所:三重県紀北町・長島港

主催:紀北町燈籠祭実行委員会

今年大燈籠「獅子」は、港会場の陸上に展示されます



きほく燈籠祭とは

昭和3年、赤羽川の川開き行事として、数百羽の都鳥型の燈籠を流したのがその始まりといわれている「燈籠祭」。

その後、戦時中の中断もありながら、時の青年団が燈籠作りを競い合い、電飾によるきらびやかな燈籠や、動きのある燈籠を製作し、この地方の名物行事として定着しつつありましたが、過疎化による若者減少などにより昭和49年を最後に中断していました。

昭和62年、当時の商工会青年部を中心とした若者たちがこの町に元気をあたえようと、これまでよりさらに巨大な燈籠を製作し湾内に浮かべ花火と競演させる現在の「燈籠祭」を復活させました。

今回で復活33回目となる燈籠祭は、町の将来に目を向け、テーマを「未来への燈火~子どもたちを照らす光の道しるべ~」としました。子どもの減少や商業の衰退など不安材料が多い中でも、燈籠祭は伝統を守りながら新しいことに挑戦しています。昭和から平成、そして令和へと時代が変わっても常にチャレンジを続け、子どもたちの未来を照らし続ける光でありたいと思ってのことです。

今年大燈籠「KIHOKU戦隊アババイン」は、港会場の海上に展示されます

きほく燈籠祭の目玉でもある大燈籠は、紀北町の未来を守る戦士。結成10周年を迎える「KIHOKU戦隊アババイン」の製作です。アババインは、当時の若者が紀北町の将来を想い考えられたキャラクターであり、新しい物語を自分たちで作っていくんだというチャレンジ精神が感じられ、まさに今年のテーマを象徴する大燈籠となるでしょう。


きほく燈籠祭は、地域の人々が能動的に企画・参加し、行政とのパートナーシップ、地域の企業などの協力により、地域が一体となって実施している祭です。当日は地域全体で協力して製作した渾身の燈籠をご覧ください。


きっとこの祭りの素晴らしさや魅力を身体全体で感じていただけることでしょう。


大燈籠詳細

今年の大燈籠は「KIHOKU戦隊アババイン3体:アルファーレッド・マンボウブルー・ササユリピンク」を製作。


アババインは、今年で生誕10周年を迎える記念すべき年でもあり、今年のテーマでもある「未来への燈火~子どもたちを照らす道しるべ~」とあるように、子どもたちのヒーローとして親しまれているアババインを子どもたちに喜んでもらえればとの思いを込めてを大燈籠で製作。

<大燈籠の仕様>

1体当たりの大きさ・・高さ6.8m 幅2.8m

1体当たりの重量・・・500kg 総重量1.5t

1体当たりの電球・・・200個 3体合計600個

<製作期間>

製作期間・・・2019年5月9日(木)から2019年7月26日(金)きほく燈籠祭前日完成。

製作時間・・・月曜日から土曜日の毎日19:30から21:30頃まで

製作場所・・・JR紀伊長島駅隣「ふれあい広場マンドロ」内




燈籠祭の花火

燈籠祭の花火と言えば、燈籠祭でしか見る事ができない「彩雲孔雀」を指しています。

何故ならば、会場となる長島港の地形が大きく関係しているのです。一般的に花火を打ち上げる時は他の花火との引火を避ける為に、打上げの角度をずらします。


その為、会場と並行する堤防からだと観客には真正面から見えるように花火を打ち上げる事が出来ません。しかし、 長島港は下の地図を見ていただくとわかるように 花火を打ち上げる堤防が会場から見ると斜めになっています。その為、会場から真正面に見えるよう扇状に花火を打ち上げる事が出来るのです。斜めから撮影している花火の写真(上から2枚目のキャプション百花繚乱)を見るとよくわかると思います。この花火が彩雲孔雀です。

きほく燈籠祭会場図 長島港

近年SNS等で話題になっている花火は「彩雲孔雀千輪」です。この打上げは会場に向かって彩雲孔雀が打ち上げられ、同時に後方には彩色千輪が打上げられる為、会場側から見ると夜空一面に広がる彩色千輪の前で扇の形に広がる彩雲孔雀が見ることが出来るのです。この花火は花火プログラムの「大燈籠競演」のクライマックスで打ち上げられます。


毎年のお楽しみ

花火の内容は燈籠祭実行委員会の花火室が考案する為、毎年違った花火を見ることができます。花火室のテーマは「『進化』毎年新しい事をする」。

今年もまた進化した花火を打ち上げます。花火打上は20時からの予定です。
夏の夜空に猛暑を吹き飛ばすきほく花火の競演です。お楽しみください。



JACEイベントアワード受賞


2019年6月、きほく燈籠祭実行委員会は一般社団法人日本イベント産業振興協会(JACE)主催、第5回JACEイベントアワードにて「あかりひとづくり賞」を受賞しました。



交通アクセス




鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使



協力(順不同・敬称略)

紀北町燈籠祭実行委員会〒519-3204三重県北牟婁郡紀北町東長島駅前
ふれあい広場「マンドロ」内 TEL: 080-8705-2612

みえ熊野古道商工会 〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島2141 Tel:0597-47-0576

紀北町役場 商工観光課
〒519-3292 三重県北牟婁郡紀北町東長島769番地1 電話番号:0597-46-3115

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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