はじめに 記事をお届けするに当たり、このたび関東地域を直撃した、強烈な台風15 号による被害は特に炎天下、長期間の停電復旧の遅れで、亡くなられた方々を始め、多岐に亘って被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
熊本県小国 鍋ヶ滝
阿蘇ジオサイト「北外輪火砕流ジオサイト」
約9万年前の巨大な噴火がつくりあげた様々な景観を見ることができるジオサイト。広大な火砕流台地を見ることができる「押戸石」や滝の裏側が10m以上奥まで削られており、対岸まで歩いて渡ることが可能な「鍋ヶ滝」、火砕流でつくられた大地を流れる川「遊水峡」など、各地で巨大噴火の痕跡を見ることができます。
広島県 安芸灘大橋の夜明け
安芸灘大橋は、呉市と川尻町の境界付近と下蒲刈島を結ぶ全長1,175メートルの橋梁で、2000年(平成12年)1月18日に完成し、 橋が出来るまではフェリーしか交通手段がなく不自由していたが、24時間往来が可能となり、島民にとっては生活道路です。
橋の下の海は猫瀬戸と呼ばれ、流れが速く、渦で砂が舞い上がり流されて竹原、三原沖の海底に堆積すると言われています。 また、流れが速いことから天然鯛等の好漁場となっています。
橋には船舶の可航幅を示す橋梁灯が設置され、船舶の航行の安全が図られています。
宮城県気仙沼港 星降る夜に
「風待ち地区」という呼び名は、かつて港を出る帆船が、この地で船出に向いた風を待ったことに由来しています。この地区にも東日本大震災以前は多彩な歴史的建造物がありましたが、ほとんどが被災し大きな被害を受けました。
現在は、震災当時登録有形文化財であった5棟とその取組みに共感した1棟が修復・再建に取り組み、国内はもちろん、海外からも大きな支援を受けて修復・再建が行われています。 気仙沼に残る特徴的な建造物を眺めながら散策が出来ます。
文化庁は,「令和元年度日本文化の魅力発信事業(先端技術を駆使した空港における文化資源の魅力発信)」として,仙台・広島・熊本の3空港で先端映像技術を駆使した地域文化資源の魅力を発信します。
事業の趣旨及び目的
訪日外国人観光客の観光地における体験滞在の満足度向上や再訪へ結びつけるため,日本の歴史・文化財や風景など地域固有の文化を公共施設等の効果的な場所で,先端技術を活用した日本文化の魅力を発信することで観光地への誘導,さらには我が国の観光基盤の拡充・強化を図ることを目的とします。
事業の概要
先端技術を活用した地域固有の文化資源コンテンツを作成し,国際線を有する複数の空港で観光地への誘導に効果的な展示等を行います。これにより大規模自然災害により被災した各地域の復興に資するとともに訪日外国人観光客に対し日本文化の魅力を発信します。
具体的施策
(1)地域固有の文化財や風景等を4K高精細映像で撮影し,仙台空港,広島空港,阿蘇くまもと空港に設置された映像シアターで訪日外国人観光客向けに発信します。
(2)シアター周辺に,検索型タッチパネルを設置し,各空港周辺の地域固有の文化財等を中心とする約50施設の解説,アクセス等の情報を検索することができます。
本事業は,国際観光旅客税事業である「日本が誇る先端技術を活用した日本文化の魅力発信」の取組の一部であり,文化庁が凸版印刷株式会社に委託して実施しています。
・事業幹事会社 凸版印刷株式会社
・協力
仙台国際空港株式会社/広島空港ビルディング株式会社/熊本空港ビルディング株式会社
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号電話(代表)03(5253)4111
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
国土交通省 〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 (代表電話) 03-5253-8111
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