はじめに 記事をお届けするに当たり、先の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
明治座 新緞帳
明治座 新緞帳「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」
恐らく皆さんが一番懐かしく思われる頃の明治座の外観ではないでしょうか?
明治座外観(昭和33年3月)
株式会社明治座(代表取締役社長:三田芳裕)は、東京で最も長い歴史を持つ劇場「明治座」の創業 145 周年を記念し、チームラボによる新しい緞帳を常設、2019 年 4 月 11 日(木)より公開します。
この度、緞帳の公開に 先駆け、チームラボが手掛ける緞帳「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」の作品詳細を発表します。
今回、チームラボとのコラボレーションによって誕生する「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」は、伝統的な緞帳のきめ細やかな 装飾をデジタルによる映像表現で再構築し、4K 解像度と同等の高画質にて縦 7m×横 20m の大きさで制作されます。
明治座緞帳 春「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」
明治座緞帳 夏「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」
明治座緞帳 秋「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」
明治座緞帳 冬「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」
緞帳には、明治座の前身である喜昇座が誕生した文明開化ごろの日本橋の町並みと人々の営みが描かれています。当 時の多様な職業の人々や、歴史上の人物も登場し、当時の様子を感じることができます。
明治座緞帳 夏「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」喜昇座周辺拡大
作品世界は、実際の日本橋の 天候に連動し、また、時間や季節とともに、日々移り変わっていきます。そして、それに合わせて人々の営みも変わっていき ます。日本橋の日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けになり、夜が深くなるにつれ暗くなっていきます。日本橋 で雨が降っているならば、作品世界でも雨が降ります。また、実際の季節に合わせて、凧揚げ、お花見、お祭り、雪景色 などの季節の営みを感じることができます。
作品の中は時の流れが止まることがなく、1 年を通して刻々と移ろい続けます。
開演前の高揚感を高める、明治座ならではの新しい緞帳にご期待ください。
明治座は、創業 150 周年に向けて、歴史ある明治座と最新鋭のチームラボのタッグにより生まれた、伝統と革新が 織りなす新しい芸術体験を通して、来場者に喜びと感動をお届けいたします。
2019 年 4 月 11 日(木)より公開しますので、是非ご来館下さい。お待ちいたしております。
参考(明治座情報)
ZIPANG-2 TOKIO 2020 ~明治座 創業 145 周年記念~ 「明治座 × チームラボ」 伝統と革新 明治時代の日本橋の町の賑わいをデジタルで緞帳に描き出す~ 4月11日公開~
■明治座オフィシャルサポーターからのコメント (※五十音順)
<アサヒビール株式会社/常務執行役員 外食営業本部長 米倉 淳>
伝統と革新の融合により、お客様へ期待を超えた感動を届けたい、という明治座の熱い想いに共感 し賛同いたしました。本年、私たちも未来へ向けて、グループ共通理念「Asahi Group Philosophy」を掲げてスタートしました。そのミッションである「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文 化の創造」の実現のため、常に挑戦し続け人々と感動をわかちあいたいと考えており、まさに同じ価値 観を持つ明治座と一緒に取り組んでいきたいと感じております。このデジタルテクノロジーを用いた新緞 帳が、新たな価値を生み、日本の芸能文化をますますリードしてくださることを期待いたします。
<全国共済農業協同組合連合会/代表理事専務 秋元 雅博>
明治座 創業 145 周年を記念して新たな挑戦をスタートさせること、誠におめでとうございます。 組合員・利用者の信頼と期待に応え、安心と満足を提供する使命を持つJA共済は、伝統と 革新の融合により制作されたデジタルテクノロジーを用いた新緞帳を通じて、さらなる喜びと感動をお 届けしようとする明治座の姿勢に共感し、オフィシャルサポーターを努めさせていただきました。今後、 デジタルテクノロジーを用いた新緞帳が年代問わず様々な方たちに愛され続けるとともに、明治座が ますます発展されることを心よりお祈り申しあげます。
<株式会社竹中工務店/取締役 専務執行役員 安藤俊幸>
明治座と弊社は、1958 年以来のお付き合いであり、現劇場も弊社にて施工させていただきました。 この度、チームラボ様とのコラボレーションにより、明治座の重みある歴史にデジタルテクノロジーを 用いた新緞帳という斬新な挑戦をされる試みに感銘し、是非ご一緒させていただきたいという想いで オフィシャルサポーターとして参画いたしました。創業 150 周年に向け伝統を守りつつ、この緞帳が 他の劇場では味わえない「明治座」の新たな風を吹かせ、舞台人・観客の皆様の聖地となる事を 楽しみにしております。
<株式会社みずほ銀行/浅草橋支店 支店長 岩佐 誠>
デジタルテクノロジーを用いた新緞帳は明治座が長年積み重ねてきた素晴らしい伝統と、最新鋭の デジタルアートを融合させるという、先進性・革新性に満ちた、極めてチャレンジングなプロジェクト です。その開始を知り、深い感銘を受けると同時に、長きに亘り親密なお付き合いをいただいている、 明治座の 150 周年を見据えた歴史的な第一歩に、少しでもお役に立ちたいという強い思いから、 オフィシャルサポーターを務めさせていただきました。本プロジェクトの御成功と、新たな芸術体験の提 供によりこれからも日本の劇場文化をリードされることを、心より祈念いたします。
<三井不動産株式会社/代表取締役 副社長執行役員 北原 義一>
この度は、創業 150 周年に向けた新規事業の立ち上げ、誠におめでとうございます。今回のデジタ ルテクノロジーを用いた新緞帳のコンセプトである「伝統×革新」は、弊社が日本橋エリアで目指し、 様々なかたちで体現してきた「残しながら、蘇らせながら、創っていく」という考え方ともまさに合致すると ころであり、今般ご協力させていただく運びとなりました。オフィシャルサポーターとして、このような素晴ら しい取り組みに貢献できることを、大変光栄に存じます。本事業を通じた、明治座のさらなる発展と、 ひいては日本橋エリア全体の活性化に期待いたします。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力(敬称略)
明治座 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目31番1号 電話 03‐3666-6666
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