ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 『令和』 5月1日に御即位の新天皇陛下は慶祝訪日したトランプ米国大統領御夫妻を 初の国賓としてお迎えに 」

はじめに 記事をお届けするに当たり、先の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。


ドナルド・ジョン・トランプ米国大統領『令和』初の国賓として来日


天皇陛下のおことば

国賓 アメリカ合衆国大統領閣下及び同令夫人のための宮中晩餐

令和元年5月27日(月)(宮殿)


この度,アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ閣下が,令夫人と共に,我が国を再び御訪問になりましたことを心から歓迎いたします。

特に,私が皇位を継承してから最初の国賓として,今宵こよい,大統領御夫妻を晩餐会の席にお迎えすることができ,嬉うれしく思います。

我が国が,鎖国を終えて国際社会に足を踏み出したのは,今から165年前の1854年に,貴国との間で日米和親条約を締結したことに始まります。それ以来,日米両国とその国民は,様々な困難を乗り越え,相互理解と信頼を育み,今や太平洋を隔てて接する極めて親しい隣国として,強い友情の絆きずなで結ばれております。特に近年,両国の関係が,政治や経済にとどまらず,芸術,文化,スポーツ,最先端技術など,幅広い分野で深みを増していることを,喜ばしく思います。また,日米両国が困難な時に互いに助け合える関係にあることは大変心強く,取り分け,8年前の東日本大震災の折に,2万人を超える貴国軍人が参加した「トモダチ作戦」を始め,貴国政府と貴国国民から,格別の温かい支援を頂いたことを,私たちは決して忘れることはないでしょう。

貴国と皇室との交流の歴史にも,また特別なものがあります。私の祖父である昭和天皇は,香淳皇后と御一緒に,1971年,御即位後初めての外国御訪問の途次に立ち寄られたアラスカにおいて,ニクソン大統領御夫妻より,そして,1975年に御訪米をされた折には,フォード大統領御夫妻より,それぞれ歓迎を頂きました。また,私の両親である上皇上皇后両陛下も,皇太子時代の1960年に初めて貴国を公式訪問された折には,アイゼンハワー大統領御夫妻始めの歓待を受けられたほか,御即位後の1994年には,国賓として,クリントン大統領御夫妻をはじめ貴国の国民から手厚くおもてなしいただいたと伺っています。

私自身の貴国との最初の思い出は,1970年の大阪万博であり,当時私は10歳でしたが,月の石を間近に見たことや,チャールズ・リンドバーグ飛行士(※1)に,水上飛行機シリウス号(※2)の操縦席に乗せていただいたことを,今でも鮮明に覚えています。その後,1985年に,英国留学の帰途,貴国を初めて長期に訪れた折には,レーガン大統領から温かくお迎えいただきました。マンハッタンの摩天楼,サンフランシスコやニューオリンズの街並み,グランドキャニオンの威容など,都市や自然のスケールの大きさと多様性に強い印象を受けたことが懐かしく思い起こされます。皇后も,幼少の時期をニューヨークで,また,高校,大学時代をボストン郊外で過ごしており,私どもは貴国に対し,懐かしさと共に,特別の親しみを感じています。

トランプ大統領御夫妻が,前回の御訪問の折にお会いになった上皇陛下は,天皇として御在位中,平和を心から願われ,上皇后陛下と御一緒に,戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに,国際親善に努められました。今日の日米関係が,多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ,両国の国民が,これからも協力の幅を一層広げながら,揺るぎない絆きずなを更に深め,希望にあふれる将来に向けて,世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。

日本は,今,緑の美しい季節を迎えています。大統領御夫妻の今回の御滞在が,楽しく,実り多いものとなることを願うとともに,お二方の御健勝,そして,アメリカ合衆国の繁栄と貴国国民の幸せを祈り,杯を挙げたく思います。


(※1)チャールズ・A・リンドバーグ飛行士(米国人)は,1927年に,「スピリット・オブ・セントルイス」号と名付けた単葉単発単席のプロペラ機で,世界で初めて大西洋横断単独無着陸飛行に成功したことで知られています。

(※2)水上飛行機「シリウス」号は,リンドバーグ飛行士が,1931年に北太平洋航路の調査のため,ニューヨークから日本を経て中国まで飛行した際に使用したもの。1970年の大阪万博の折に展示されました。


Remarks by His Majesty the Emperor at the State Banquet in Honour of the Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America, and First Lady, Mrs. Melania Trump (May 27, 2019)


I wish to extend a heartfelt welcome to the Honorable Donald Trump, President of the United States of America, and First Lady, Mrs. Melania Trump, on this occasion of your second visit to Japan.

It is my great pleasure to be able to welcome the Honorable President Trump and Mrs. Trump to this banquet tonight as the first State Guests since I acceded to the Throne.

Japan set foot in the international community, ending its policy of national seclusion 165 years ago. It all began with the signing of the Treaty of Peace and Amity between Japan and your country in 1854. Since then, our two countries and our peoples have overcome various challenges and have fostered mutual understanding and trust. Today, we are connected by the strong ties of friendship as two extremely close neighboring countries spanning the Pacific. I am delighted to know that, especially in recent years, our bilateral relations have increasingly deepened in a wide range of areas, encompassing not only politics and economics but also the arts, culture, sports, state-of-the-art technologies, and more. I feel a great sense of reassurance as I see Japan and the United States sharing a relationship marked by willingness to assist each other in times of difficulty. Before everything else, we in Japan will never forget the exceptionally warm support received from the government and people of your country in the wake of the Great East Japan Earthquake that took place eight years ago, including Operation Tomodachi in which over 20,000 members of your military personnel participated.

There is also something special in the history of exchange between your country and the Imperial Family. My grandfather, His Majesty Emperor Showa, together with Her Majesty Empress Kojun, stopped over in Alaska in 1971 during their first overseas visit after the Emperor had acceded to the Throne. There, they received a warm welcome from President Nixon and the First Lady. In 1975, President Ford and the First Lady gave them a grand welcome upon their visit to your country. Furthermore, when my parents, Their Majesties the Emperor Emeritus and Empress Emerita, paid their first official visit to your country in 1960 as Crown Prince and Crown Princess, they were accorded a generous reception from President Eisenhower and the First Lady. They also received kind hospitality of President Clinton and the First Lady as well as many people in your country when they made a state visit as the Emperor and Empress in 1994.

My own memories with your country begin with Expo ’70 in Osaka when I was ten years old. Even now, I vividly recall seeing the moon rock up close and being escorted by Mr. Charles Lindbergh,*1 an American aviator, to the cockpit of the sea plane, the Sirius*2. Later in 1985, on my return from studies in the United Kingdom, I paid my first longer visit to your country and was warmly welcomed by President Reagan. I fondly reminisce about the awe I felt by the immense scale and diversity of your cities and nature, including the skyscrapers in Manhattan, the scenes of the streets of San Francisco and New Orleans, and the majestic of Grand Canyon. The Empress also spent her childhood in New York, and attended high school and college in the Boston area. We both feel a sense of nostalgia and distinct closeness to your country.

His Majesty the Emperor Emeritus, whom the Honorable President Trump and Mrs. Trump met during their last visit, always prayed sincerely for peace and repeatedly paid his respects at memorials dedicated to those who lost their lives during the war, and strove to foster international goodwill, while on the Throne as Emperor, together with Her Majesty the Empress Emerita. I sincerely hope that, while always taking it to heart that the current Japan-U.S. relations are built upon the sacrifices and dedicated efforts made by so many people, the peoples of our two countries will continue to contribute to peace and prosperity in the world to bring about a future filled with hope, all the while further expanding the scope of our cooperation and deepening our unwavering bond.

Japan is now enjoying the beauty of its green season. I would like to express my sincere wishes that this stay in Japan by the Honorable President Trump and Mrs. Trump will be one that is enjoyable and fruitful, and now, I propose a toast to your good health, to the prosperity of the United States, and to the happiness of the people of your country.


*1 Aviator Charles A. Lindbergh, a U.S. national, is known for becoming the first aviator in the world to successfully make a solo nonstop flight across the Atlantic Ocean on a single-engine, single-seat propeller monoplane named “Spirit of St. Louis” in 1927.

*2 The sea plane, the Sirius, was used by Lindbergh when he flew from New York, transiting Japan, to China for surveying North Pacific routes in 1931. It was exhibited at Expo ’70 in Osaka.



ドナルド・ジョン・トランプ米国大統領『令和』初の国賓として来日

今般,ドナルド・ジョン・トランプ米国大統領(The Honorable Donald John Trump, President of the United States of America)及びメラニア夫人が,5月25日から28日にかけて,5月1日に即位された天皇陛下がお迎えになる初の国賓として訪日されました。


滞在中,天皇皇后両陛下は,トランプ大統領及びメラニア夫人と会見され,宮中晩餐を催されました。また,安倍晋三内閣総理大臣は,同大統領と会談を行いました。


日本政府は,トランプ大統領及びメラニア夫人の訪日を心から歓迎するとともに,トランプ大統領の訪日は,日米両国間の友好関係の更なる進展にとって極めて有意義な機会であり、であり、対外的にも大きなアピールとなりました。




安倍総理大臣夫人とメラニア米国大統領夫人の
森ビル デジタル アート ミュージアムの視察


5月26日,安倍昭恵内閣総理大臣夫人は,国賓として訪日中のメラニア・トランプ米国大統領夫人(Mrs. Melania Trump, First Lady of the United States of America)とともに,お台場にある森ビル デジタル アート ミュージアムを視察しました。森佳子森美術館理事長の挨拶を受け,杉山洋子駐米日本大使夫人およびハガティ駐日米国大使夫人も参加しました。


[参考]

(1)森ビル デジタル アート ミュージアム

森ビルとチームラボが共同で運営する「ミュージアム」は,1万m2の境界なくつながっていく世界と季節の移ろいを体験できる“地図のないミュージアム”。2018年6月オープン。

(2)オリンピック・ホスト・タウン

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け,世田谷区はアメリカのホストタウンとして,さまざまな交流を行っています。


安倍総理大臣夫人とメラニア米国大統領夫人の文化行事および昼食会

1 5月27日,安倍昭恵内閣総理大臣夫人は,国賓として訪日中のメラニア・トランプ米国大統領夫人(Mrs. Melania Trump, First Lady of the United States of America)を招き,迎賓館和風別館「游心亭」において,文化行事および昼食会を主催しました。

2 冒頭,両夫人は,キンバリ・フォーサイス氏から,日本で立ち上げた病気の子どもたちを支援している特定非営利活動法人シャイン・オン!キッズの活動に関する説明を受けました。その後,両夫人は,入江要介氏による尺八演奏,加藤久美子氏による草月流生け花デモンストレーション,また尾上紫氏と子供たちによる日本舞踊を鑑賞し,メラニア夫人に日本文化への理解を深めていただきました。日本文化の発信の観点からも有意義な機会となりました。また,両夫人はその後,二人で昼食をとり,和と洋の融合をめざしたメニューを楽しまれました。


[参考]特定非営利活動法人シャイン・オン!キッズ

キンバリ・フォーサイス氏(アメリカ人)が,日本で,ご子息(タイラー君)をがんで亡くしたことをきっかけに立ち上げた特定非営利活動法人。ファシリティ・ドッグ(病院に常駐し,子供たちに愛情と安らぎを与えるよう専門的なトレーニングをつんだ犬)などを通じ,病気の子どもたちを支援している。


安倍総理大臣とトランプ米国大統領とのゴルフ

5月26日午前9時45分頃から約2時間30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,国賓として訪日中のドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と共に,青木功プロを交え,茂原カントリー倶楽部(千葉県茂原市)においてゴルフを行いました。

また,両首脳は,ゴルフのプレーの前後にクラブハウスで朝食及び昼食を共にし,打ち解けた雰囲気の中,親睦を深めました。

[参考1]両首脳がゴルフを共に行うのは,本年4月の安倍総理大臣訪米時に引き続き5回目。

[参考2] 昼食のメニューは,米国産牛を使用したダブルチーズバーガー。


安倍総理大臣夫妻及びトランプ米国大統領夫妻による大相撲観戦

5月26日午後5時頃から約50分間,安倍晋三内閣総理大臣夫妻と国賓として訪日中のドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)夫妻は,両国国技館において,共に大相撲を観戦し,また,優勝力士に対し,安倍総理大臣が内閣総理大臣杯を授与したのに引き続き,トランプ大統領からアメリカ合衆国大統領杯を授与しました。

会場は大きく盛り上がり,相撲を通じた日米の交流深化や,相撲を含む日本文化の発信の観点からも有意義な機会となりました。


[参考]日米首脳が共に大相撲観戦を行うのは史上初。


安倍総理大臣夫妻とトランプ大統領夫妻との非公式夕食会

26日午後6時15分頃から約1時間15分間,安倍晋三内閣総理大臣夫妻は,国賓として訪日中のドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)夫妻を招待して夕食会を行いました。

両首脳夫妻は,日米関係の幅広いテーマについて意見交換を行うとともに,相撲やゴルフについても話が及ぶなど,打ち解けた雰囲気の中で親睦を深めました。


[参考]夕食会のメニュー

じゃがバター

サラダ

若鶏の串焼き

和牛のステーキ(ブロッコリーと人参を添えて)

バニラアイスクリーム 他


日米首脳会談

5月27日,安倍晋三内閣総理大臣は,国賓として訪日中のドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と日米首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

(テタテ会合:11時5分頃から約45分間,少人数会合:11時50分頃から約75分間,ワーキングランチ:13時15分頃から約35分間。)。

1 日米関係

冒頭,安倍総理から,令和の時代における初の国賓として大統領夫妻をお迎えできたことを心から歓迎する旨を述べ,トランプ大統領から,新たな時代の初の外国賓客として天皇皇后両陛下にお目にかかれたことは光栄である,日本国民の歓迎に感謝する旨を述べました。

両首脳は,平和安全法制を始めとする近年の同盟強化に資する取組及び首脳間の強固な個人的関係により,日米同盟は史上かつてなく強固であり,今や日米同盟は世界で最も緊密な同盟であるとの認識で一致しました。

その上で,両首脳は,新たな時代においても,日米の揺るぎない絆を一層強化し,真のグローバル・パートナーとして,地域・国際社会の平和と繁栄を主導していくとの決意を確認しました。

2 北朝鮮

両首脳は,最新の北朝鮮情勢を踏まえ,十分な時間をかけて方針の綿密なすり合わせを行いました。両首脳は国連安保理決議の完全な履行の重要性を含め,今回も,日米の立場が完全に一致していることを改めて確認しました。

安倍総理から,前回のトランプ大統領の訪日(平成29年11月)に引き続き,トランプ大統領に拉致被害者の御家族と面会別ウィンドウで開くいただくことに謝意を述べた上で,拉致問題の解決に向け,自らが金正恩委員長と直接向き合わなければならないとの決意を述べました。

また,安倍総理から,条件を付けずに金正恩委員長と会って率直に虚心坦懐に話をしたい旨述べました。これに対し,トランプ大統領から,安倍総理の決意を全面的に支持する旨の発言がありました。

3 中国

トランプ大統領から,米国の対中関税引き上げ措置に関する説明があり,安倍総理から,問題解決のため米中交渉が継続していることを支持しつつ,建設的な形で問題解決が図られることに期待している旨を述べました。

両首脳は,安全保障及び経済分野も含め,中国政府と建設的な対話を継続することの重要性を確認しました。


4 地域情勢

両首脳は,地域情勢についても議論を行い,日米同盟を基軸とした米国の地域におけるプレゼンス,米国の地域に対する関与とコミットメントの重要性を再確認しました。両首脳は,東シナ海及び南シナ海の現状について懸念を表明し,引き続き日米で連携していくことを再確認しました。 両首脳は,日米印,日米豪,日米豪印を含め,地域における同盟国・友好国のネットワークを引き続き強化・拡大していくことで一致しました。


5 自由で開かれたインド太平洋

両首脳は,エネルギー,デジタル及びインフラ分野を含め,「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日米協力(日本語(PDF)別ウィンドウで開く/英語(PDF)別ウィンドウで開く)が着実に進展していることを歓迎し,今後とも,日米で手を携え,この日米共通のビジョンの実現に向けた協力を力強く推進していくとの意思を再確認しました。


6 経済

両首脳は,茂木内閣府特命担当大臣(経済財政政策)とライトハイザー米国通商代表との交渉について,昨年9月の共同声明(PDF)別ウィンドウで開くに沿って,議論が進められていることを歓迎し,日米ウィン・ウィンとなる形での早期成果達成に向けて,日米の信頼関係に基づき,議論を更に加速させることで一致しました。

 また,両首脳は,不公正な貿易慣行に対処するため日米及び日米欧三極で連携することを再確認しました。


7 宇宙

両首脳は,安全保障・探査・産業の各面での宇宙協力の強化を確認しました。また,月探査に関する協力について議論を加速することで一致しました。

安倍総理大臣夫妻とトランプ米国大統領夫妻による護衛艦「かが」訪問

1 本28日午前10時30分頃から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣夫妻は,国賓として訪日中のドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)夫妻と共に海上自衛隊横須賀地区に停泊中の護衛艦「かが」を訪問しました。

2 安倍総理大臣とトランプ大統領は,自衛隊及び在日米軍の隊員に対して激励を行い,日米同盟の強固な絆及び日米が緊密に協力してインド太平洋地域の平和と繁栄に貢献していくことを確認しました。

[参考]日米両国の首脳が揃って,自衛隊,米軍を激励するのは,史上初。



ドナルド・J・トランプ アメリカ合衆国大統領 略歴
The Honorable Donald J. TRUMP,
President of the United States of America

氏名:ドナルド・ジョン・トランプ

生年月日:1946年6月14日(72歳)

出 身 地:ニューヨーク州クィーンズ

経歴:

1964年(18歳)ニューヨーク・ミリタリー・アカデミー卒業

フォーダム大学在籍(2年間)

1968年(22歳)ペンシルバニア大学ウォートン・スクール卒業(経済学)

1969年(23歳)父が経営する不動産開発会社「エリザベス・トランプ・アンド・

サン(Elizabeth Trump and Son)」に入社。主にニューヨーク

州での不動産開発事業に携わる

1971年(25歳)父から社長の座を譲られ,社名をトランプ・オーガナイゼー

ション(Trump Organization)に変更

2004年(58歳)リアリティ番組「アプレンティス」をプロデュース,出演

(以降,2015年のシーズン14まで出演)

2015年(69歳)大統領選への出馬を表明

2017年(70歳)第45代アメリカ合衆国大統領就任(任期4年)

4 家族:

2人の元夫人との間に2男2女,現夫人との間に1男

5 訪日歴:3回

・1990年2月,自身がニューヨークに所有するホテルのPRのために来日。

・2006年10月,「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー・ワイキキ・

ビーチウォーク」のプロモーションのために来日。

・2017年11月,大統領として初来日。

6 その他:

・趣味はゴルフ,テニス観戦


メラニア・トランプ アメリカ合衆国大統領夫人 略歴
Melania Trump, First Lady of the United States

氏名:メラニア・トランプ

生年月日:1970年4月26日(48歳)

出 身 地:スロベニア

経歴:

1986年(16歳)モデル業を開始

リュブリャナ大学(デザインと建築を専攻)を中退

1996年(26歳)ニューヨークに移住

2001年(31歳)米国の永住権を取得

2005年(35歳)トランプ氏と結婚

2006年(36歳)米国の国籍を取得

4 家族:

1男(バロン君(2006年3月20日生まれ))

5 訪日歴:1回

2017年11月,大統領と共に初来日。

6 その他:

・多くの慈善事業に携わり,米赤十字親善大使を務めた。

・母国語のスロベニア語の他,英語,フランス語,ドイツ語,イタリア語を話す。

・趣味は,芸術,建築,デザイン,ファッション,美容。

・米国外で生まれた2人目のファーストレディー(約190年ぶり)であり,帰化米国

人として初めてのファーストレディー。 



編集後記

トランプ大統領訪日に思う

今般、令和の年号に改められたばかりの5月1日に即位された今上天皇陛下及び雅子皇后陛下は早速、5月25日から28日にかけて慶祝訪日された、ドナルド・ジョン・トランプ米国大統領(The Honorable Donald John Trump, President of the United States of America)及びメラニア夫人を初の国賓としてお迎えになりました。

また、滞在中,天皇皇后両陛下は,トランプ大統領及びメラニア夫人と会見され,宮中晩餐を催されました。一方、安倍晋三内閣総理大臣は、同大統領と会談を行いました。

この度のトランプ大統領及びメラニア夫人の訪日は、日米両国間の友好関係の更なる進展にとって極めて有意義な機会であるばかりでなく、世界的には様々な問題を抱える国々、利害関係のせめぎあい等、複雑なる情勢の中、ある意味で一つの明るい光をもたらすニュースでもありました。

あっという間の高密度なスケジュールの三日間でしたが、国民は心の片隅で万事が上手く運ぶように固唾を飲んで見守っていたと思います。まさしく、折も折、稀有な出来事であり、これ程の絶好の機会はあり得なかったと思える程、感動を新たにしたのでは。

平和を目指す我国にとって、年号を「令和」としてスタートに着いたばかりで、その意味を占う解釈はかまびすしく百家争鳴です。

先ずは、この事実を令和を祝福する象徴的な出来事として捉え、歴史に刻まれるように、この高揚した気分を私たち一人ひとりが本当に成果と呼べるようにしたいものですね。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使



協力(順不同・敬称略)

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外務省 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 電話(代表)03-3580-3311

森ビルデジタルアートミュージアム・エプソン チームラボ ボーダレス
〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3−8お台場パレットタウン 電話: 03-6368-4292



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ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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