ZIPANG-3 TOKIO 2020 コシノジュンコ総合プロデュース「浜離宮大江戸文化芸術祭2019」開催のお知らせ

はじめに 記事をお届けするに当たり、この度の山形沖を震源地とする、地震災害で被災された方々、並びに前年の北海道・関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。



日本を代表するデザイナー・コシノジュンコの総合プロデュースの元、
江戸文化の香り漂う浜離宮恩賜庭園で、楽しみながら日本の歴史伝統文化に触れる


浜離宮大江戸文化芸術祭2019実行委員会は2019年8月23日(金)から25日(日)の3日間に江戸文化の香り漂う中央区の浜離宮恩賜庭園で「浜離宮大江戸文化芸術祭2019」を開催。


本イベントの総合プロデューサーには日本を代表するデザイナー・コシノジュンコ氏を迎え、都内でも有数の美しい景観、価値、歴史性をもつ浜離宮恩賜庭園を舞台に、日本伝統文化の祭典を目指しています。


都内でも有数の美しい景観、価値、歴史性をもつ浜離宮恩賜庭園は生きた歴史文化芸術遺産の象徴であり、ここ数年は国内外から多くの来場者が集まっています。


この祭典はこうした当園の魅力を更に高め、盛り上げる為に、コシノジュンコ氏の総合プロデュースの元、ゆかたをキーコンテンツとした日本伝統文化の祭典を企てました。


その中味とは、浴衣という伝統的ファッションを始め、日本文化を語る上で欠かせない剣道や華道、茶道などの『道』に触れることができる、そして参加者各人が主人公となり、最高の舞台背景に身を置きながら、改めて日本文化の奥深さを知り、味わう為のお祭を開催するものであります。


浜離宮大江戸文化芸術祭2019は、一人でも多くの方々に楽しみながら、伝統的な日本文化に触れることのできる機会でもあります。


6月24日(月)、東京・港区にあるJUNKO KOSHINOオフィスにおいて、本イベント開催に至った経緯や目的、思いなどを語る、本イベントの総合プロデューサーを務めるデザイナー・コシノジュンコ氏を初め、鈴木順之氏(ジュンココシノ株式会社代表取締役常務)、
佐野克彦氏(公益財団法人東京都公園協会理事長)、宮田亮平氏(文化庁長官)。

浜離宮大江戸文化芸術祭2019開催発表の様子
コシノジュンコ氏がデザインした浴衣「柄違いながら白と黒のモノクロのデザインで統一」を披露。


<本イベントに向けたコメント>

■コシノジュンコ氏

江戸時代は日本人にとって最高の遊びを考えた時代で、その心は今も残っていると思います。ただその体験を味わうだけでなく、皆で一つになって楽しみたいと、本企画を考えました。

私は夏こそ浴衣だと思っています。海外の方々は、やっぱり着物にあこがれています。
着物は浴衣に比べてすぐ着用でき、ハイヒールやアクセサリーと組み合わせ楽しめるので、それを着ていく場所が欲しいと思いました。

皆様、是非、浴衣を着て来てください!

海外の方にも楽しんでいただける、昼も夜も楽しめるイベントにしていきたいと思っています。


■ 宮田亮平氏(文化庁長官)

浴衣は日本人の心。

コシノさんは新規性や大胆さを持ちつつ、日本の伝統美をうまく取り入れてくれるので、本イベントに期待しています。

日本のことを一番知らないのは実は日本人だと思います。是非、日本を誇ってほしい。

また、2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創生事業「イノベーション方プロジェクト」の助成事業には12件が選ばれたましたが、その中でも本イベントはトップで通ったプロジェクトです。

日本の素晴らしさをコシノさんに大きくプロデュース頂き、おっという驚きの有る、面白いイベントにしたいと思っています。


なお本イベントは公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、ならびに文化庁(2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業 「イノベーション型プロジェクト」)の助成事業となっています。



<開催概要>

1 期 間 令和元年8月23日(金)~8月25日(日)

2 場 所 浜離宮恩賜庭園 (東京都中央区中央区浜離宮庭園1−1)

3 内 容

・ゆかた祭り(和太鼓と現代音楽が融合した演奏など)

・夜のライトアップ(六代将軍家宣が庭園を大改修したとき、植えられたといわれる黒松など)

・日本の「武道」パフォーマンス(剣道などの日本古来からの武道、芸道を披露)

・華の御茶屋(華道作品の展示)

・大江戸和楽パフォーマンス(和楽器による演奏)

・中島の御茶屋(この芸術祭限定でプロデュースされるお茶菓子とお抹茶を販売)

・ゆかたレンタル(着付け体験) など 

4 主 催 浜離宮大江戸文化芸術祭2019実行委員会

事務局:公益財団法人東京都公園協会

5 助 成 ・文化庁(2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業)

・公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京


浜離宮御賜庭園「松の御茶屋」

浜離宮御賜庭園「松の御茶屋」


浜離宮恩賜庭園について

特別名勝・特別史跡。承応3(1654)年に甲府宰相・松平綱重によって甲府浜屋敷としてつくられ、綱重の子・綱豊が6代将軍・徳川家宣になったのを機に、浜御殿と呼ばれる将軍家別邸となった。


以来、歴代将軍によって改修が行われ、11代将軍・家斉の時にほぼ現在の姿の庭園が完成。明治維新後は宮内庁所管の浜離宮となった。

昭和20年に東京都に下賜され、翌年浜離宮恩賜庭園の名称で開園し、昭和27年に国の特別名勝及び特別史跡に指定され現在に至る。

浜離宮恩賜庭園御茶屋周辺の雪吊り

浜離宮恩賜庭園鷹の御茶屋

浜離宮恩賜庭園鷹部屋


【開園時間】9時~17時(最終入園は16時30分)

【休園日】12月29日~1月1日

【住 所】中央区浜離宮庭園1-1

【交 通】

【大手門口(庭園北側の入口)】

都営大江戸線 築地市場駅下車 徒歩7分

都営大江戸線・ゆりかもめ 汐留駅下車 徒歩7分

JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線 新橋駅下車 徒歩12分

【中の御門口(庭園北西側の入口)】

都営大江戸線・ゆりかもめ 汐留駅下車 10番出口 徒歩5分

JR 浜松町駅下車 徒歩15分

※駐車場はございません。(観光バスと障害者の車両駐車スペースあり)

【入園料】一般 300円 65歳以上 150円

※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

【問い合わせ先】浜離宮恩賜庭園サービスセンター 電話:03-3541-0200



参考

■2019 年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業

「イノベーション型プロジェクト」とは


<事業目的>

各地域が誇る様々な文化観光資源を年間通じて体系的に創成・展開するとともに、国内外への戦略的広報を推進するプロジェクトに対して支援し,文化による「国家ブランディング」の強化、「観光インバウンド」の飛躍的・持続的拡充を図ります。

<補助事業者>

地方公共団体等の公的機関に加え,非営利団体,文化施設,民間事業者等,営利・非営利を問わず,多様な団体が対象となりますが,任意団体等が事業者となる場合には,補助対象事業を実施するために必要な運営上の基盤を有する,次の4 つの要件を満たすことを条件とします。

・定款に類する規約を有すること。

・団体の意志を決定し,執行する組織が確立していること。

・自ら経理し,監査する会計組織を有すること。

・活動の本拠となる事務所等を有すること。

<補助対象事業>

「日本博」プロジェクトとして企画・実施する新規性・創造性が高い文化芸術プロジェクト等であって,文化による「国家ブランディング」の強化,「観光インバウンド」の拡充に資するもの。


※「日本博」について

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とする「文化プログラム」の中核的事業として、文化庁が中心となって、関係府省庁、地方公共団体、民間団体等と連携しつつ、各地域が誇る様々な文化観光資源を年間通じて体系的に創成・展開する大型国家プロジェクト。


■ Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成 とは

〈概要〉

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京では、文化プログラムを「Tokyo Tokyo FESTIVAL」として展開し、より多くの民間団体や企業の皆様、そして都民の皆様にも参加していただき、東京全体で東京2020大会の成功を目指しています。

その取組の一つであるTokyo Tokyo FESTIVAL助成では、より多くの方々が文化プログラムに参加できる機会を創出し、次世代に文化芸術のレガシーを継承していくことを目的に、芸術団体、民間団体、企業等が実施する様々なプロジェクトを支援します。

〈対象となる分野〉

音楽・演劇・舞踊・美術・写真・文学・メディア芸術(映像、マンガ、アニメ、ゲームなど)・伝統芸能・芸能・生活文化(茶道、華道、書道、食文化など)・ファッション・建築・特定のジャンルにとらわれない芸術活動(複合)等

※様々な芸術活動の複合的なもの(フェスティバル等)も対象となります。

〈実施場所〉

東京都内

〈対象期間〉

事業採択後から2020年9月6日までに終了する活動



「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは

オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取り組みです。


2019年度Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成 第2期公募スタート!

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京では、「Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成」の2019年度第2期の公募を7月1日(月)から開始します。

2020年に向けてより多くの方々が文化プログラムに参加できる機会を創出し、次世代に文化芸術のレガシーを継承していくことを目指しております。


■お問合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) 企画室企画助成課 オリンピック・パラリンピック文化戦略担当

〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8F

Tel: 03-6256-8433 Fax: 03-6256-8828 E-mail: bp-josei@artscouncil-tokyo.jp



鎹八咫烏  記
伊勢「斎宮」明和町観光大使



協力(順不同・敬称略)

公益財団法人 東京都公園協会 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-44-1
東京都健康プラザハイジア 9・10F 代表電話:03-3232-3011

浜離宮大江戸文化芸術祭2019実行委員会 

文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。

 

ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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