ZIPANG-3 TOKIO 2020 令和元年9月2日締め切り迫る!「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回選定)の優良事例を募集!

はじめに 記事をお届けするに当たり、この度の九州豪雨と山形沖の地震災害、並びに近年の北海道・関西地方、並びに中国四国・九州地方他、多くの大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。



内閣官房と農林水産省は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回選定)の優良事例を募集中です。
9月2日が締め切り日となりますのでご応募を予定されている皆様はお急ぎください。

平成30年度ディスカバー農山漁村(むら)の宝第5回選定証授与式・交流会 総理官邸にて記念撮影

第5回選定証授与式(楯を授与する安倍総理)

参加者と交流


グランプリ及び 特別賞についてご紹介(平成30年)

平成26年(第1回選定)からスタートした「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、平成30年選定 (第5回選定)として、6月初旬から約2ヶ月間公募し、合計1,015件の応募の中から32地区を選定しました。 また、選定された32地区の中からさらにグランプリ及び特別賞(フレンドシップ賞、ジビエグルメ賞、チャレンジ賞、アクティブ賞、プロデュース賞)を決定。


第5回 《グランプリ》

株式会社もてぎプラザ(栃木県茂木町(もてぎまち))

ゆずの加工品や、町内産米粉と地元産たまごを使用したバウムクーヘンを開発し、地産地消に貢献。地域の雇用にも貢献し、雇用者数が、4名から34名に増加。(H25~H29) 「手づくり工房」及び「バウム工房ゆずの木」の売上が約3,300万円から約1.8億円に増加。(H25~H29)


第5回《フレンドシップ賞》
株式会社いただきますカンパニー(北海道帯広市(おびひろし))

インバウンドに対応した農泊に取り組む優良事例
ガイドと一緒に畑を歩き、そこで採れたものを食べる体験「畑ガイドと行く農場ピクニック」を 日本で初めて実施。畑ガイドツアーの参加者数は、約150人から約2,600人に増加。(H25~H29)


第5回《ジビエ・グルメ賞》
合同会社のとしし団(石川県羽咋市(はくいし))

捕獲鳥獣をジビエ等に有効活用している優良事例 平成27年に獣肉加工施設を整備し、捕獲したイノシシを地域資源として活用する、「のとしし大作戦」を開始。精肉販売額は、約100万円から約1,600万円に増加。(H27~H29)


第5回《チャレンジ賞》
北川村ゆず輸出促進協議会(高知県北川村(きたがわむら))

輸出に取り組む優良事例
海外の販路を求め輸出促進協議会を設立。世界初となるEUへの「青果ゆず」の輸出を開始。青果ゆずの輸出数量は、約3tから約8tに増加。(H25~H29)


第5回《アクティブ省》
ウーマンメイク株式会社(大分県国東市(くにさきし))

女性や高齢者、障害者が活躍している優良事例 女性だけで起業。柔軟な勤務形態でレタス栽培に取り組み、地元雇用を創出。レタスの売上は、約4,200万円から約6,200万円に増加。


第5回《プロデュース賞》
有限会社こやま園(兵庫県丹波市(たんばし))

6次産業化の推進に取り組む優良事例 「なた豆」を「なた豆茶」として、加工販売。香港やベトナムに現地法人を立ち上げ、輸出を開始。「なた豆茶」の売上は、約8,000万円から約1.2億円に増加。(H25~H29)


「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」優良事例募集!


趣旨

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」 の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に 取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るものです。


このため、他の地域の参考となるような優れた地域活性化の取組を募集します。 なお、選定された地区に対しては、選定証の授与を行います。また、「ディスカバー農山漁村 (むら)の宝」特設Webサイト等で活動を紹介するほか、様々なイベントへの出展支援を通じて、 全国的な情報発信を行います。


募集内容及び資格

1.募集する取組

地域において、新たな需要の発掘・創造や埋もれていた地域資源の活用を行うことにより、農林 水産業・地域の活力創造につながる次の(1)から(3)のいずれかに該当する取組について幅広 く募集します。

(1)美しく伝統ある農山漁村を次世代へ継承する取組

(2)幅広い分野・地域との連携により農林水産業・農山漁村を再生する取組

(3)国内外の新たな需要に即した農林水産業を実現する取組


2.応募資格

(1)1.に該当する取組を行っている団体及び個人とし、自薦・他薦は問いません。

(2)団体を対象とした「ビジネス部門(事業化を通じて所得向上や雇用を生み出す取組等)」及 び「コミュニティ部門(関係者の連携による活動で地域に活力をもたらす取組等)」、個人を対 象とした「個人部門(地域でリーダー的な活躍をしている者等)」の3部門を各々募集します。

(3)団体を対象とした2部門の重複応募は出来ませんが、「ビジネス(コミュニティ)部門」と 「個人部門」の重複応募は可能です。 また、「個人部門」のみの応募も可能です。

(4)これまでに「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定されている団体は、「個人部門」 のみ応募可能です。


3.応募期間

令和元年7月1日(月曜日)から令和元年9月2日(月曜日)まで


 4.選定方法

応募資料をもとに、有識者懇談会において総合的に審査し、優良事例を選定します。

(1)団体部門(「ビジネス部門」及び「コミュニティ部門」) 応募状況に応じて、応募の中から両部門計30地区程度を「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」 の優良事例として選定し、両部門の中から優良地区を「グランプリ」として、グランプリ以外で 各部門の優良地区を「準グランプリ(各部門)」として選定し、表彰します。

(2)個人部門 応募状況に応じて、応募の中から複数者(5~10名程度)を選定し、その中から優良者を「個人 賞」として選出し、表彰します。


5.選定結果及び選定証の交付

選定結果については、10月頃に、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」特設Webサイト等で公表 します。また、選定証については、後日、都内で開催される選定証授与式において交付する予定 です。


応募方法

下記ページ内の応募フォームに必要事項を入力いただき、応募用紙(Wordファイル)を添付のう え御応募ください。 【応募ページ】https://www.discovermuranotakara.com/sentei/(外部リンク) 



第 5 回選定証授与式 / 交流会

安倍総理ご挨拶  


平成30年11月22日、安倍総理は、総理大臣官邸で「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」交流会に出席しました。

総理は、冒頭の挨拶で、次のように述べました。

交流会にて挨拶する安倍総理


「『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』交流会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。

この交流会も、今年で5回目となりました。毎回、丹精込めて作られた品々や故郷(ふるさと)の自慢の宝について、皆様から、この場で熱のこもった話をお伺いしますと、本当に、それぞれの地域には、素晴らしい地域の魅力があるなと驚かされます。


やはり、何より重要なのは、こうした地域の魅力を日本全体に、また世界に発信し、もっともっと多くの皆さんに知っていただくことであります。


昨年もこの場で御紹介させていただいたのですが、いかに地域には地域に住んでいる人たちが気づかないたくさんの宝が眠っているかといいますと、私の地元、長門(ながと)市には元乃隅稲荷神社(もとのすみいなりじんじゃ)という日本海に向かってずっと高い鳥居が続いていく神社があるんです。ここは年間、かつては多くて数千人が訪れるひなびた神社だったんですが、たまたまCNNが紹介しまして、インスタ映えすると評判になりまして、結果ですね、昨年はなんと100万人がこの神社を訪問して、賽銭(さいせん)箱があるんですが、賽銭箱には100か国近い国のコインが入っていて神主さんもびっくりしたということでございまして、実は今年の夏は、私も本当にそうなのかといって確かめに行きましたけれども、本当に世界中からたくさんの人たちがその神社に来ていました。

 山口県長門市「元乃隅稲荷神社」


おかげさまで、長門市の観光客自体が過去最高の200万人になって、神社の前には売店ができたり、あるいは駐車場もできて相当地元にもお金が落ちているということでございまして、特産品も飛ぶように売れているということであります。これも、海外のメディアに紹介されて、そのすばらしさが世界に発信された結果だろうと思います。


本日は過去最多の1,015件の応募の中から選ばれた方々に、こうしてお集まりいただきました。うれしいことに、愛知県と福岡県からは高校生が中心となった取組が選ばれて参加いただいています。次の時代を担う若い方々も一緒になって、地域の魅力を磨き、どんどん発信していく、本当に心強い取組が始まっています。


これからも、もっと地域を元気にできる、自信と誇りを持って、更なる飛躍を遂げていただきたいと思います。もちろん、私も、美しい農山漁村(むら)を守り、活力ある地域をつくっていくため、皆様と一緒に頑張っていきたいとこう思います。たくさん、眠っている宝を発見する、あるいは新たな宝をつくっていく。自信を持って皆さんにもこれからも頑張っていっていただきたいと思います。この交流会でさらに皆さんが、各地域のすばらしい取組を知ることによって、そうした取組をもっともっと横展開していけば、日本の地域はもっともっと元気になるんではないかなと思います。


この後、皆様とお話させていただくことを楽しみにしております。本日は、わざわざこの官邸にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。」



鎹八咫烏  記
伊勢「斎宮」明和町観光大使



 協力(順不同・敬称略)

 内閣府 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)

 農林水産省 〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 TEL 03-3502-5948



  ※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。   

ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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