ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~六甲『風の教会』にて~「ザ・ナイトミュージアム ❝夜の芸術散歩❞」を開催

はじめに 記事をお届けするに当たり、このたび関東・東北地域を直撃した、強烈な台風19号による被害は特に大雨による水害で亡くなられた方々を始め、多岐に亘って被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

「六甲ミーツ・アート芸術散歩」総合ディレクター/キュレーター 高見澤清隆氏の六甲高山植物園推薦木「エノキ」…右上方には宿り木。自然のアートですね!会場でご覧ください。

皆さん何に見えますか?池の水面に浮く手の様であり、また人の様でもある・・・

これが六甲から眺める1000万ドルの夜景です。手前は木のロボットのアート作品です。


「六甲ミーツ・アート芸術散歩」開催概要

「六甲ミーツ・アート芸術散歩」は、現代アートの魅力と共に、 六甲山をより多くのみなさまに知っていただくことを目指して、2010年に始まりました。


これまでに通算300組を超えるアーティストが出展し、毎年、たくさんの方々に斬新な作品や、 作品によって変化する風景を楽しんでいただきました。


10回目の節目の開催となる本年もアートと出会う発見や驚きとともに“新しい六甲山の魅力”をお伝えできればと思っています。 


六甲山は明治時代、居留外国人によってレジャーの山として開発が始まりました。
その素晴らしい眺望や豊かな自然は、時代が移り変わった今もなお多くの人々に愛され続けています。


アートファンの方はもちろん、観光やレジャーで六甲山を訪れるみなさまにも自然の移ろいを五感で感じていただきながら、豊かな時間を過ごしていただけるよう、 また、本展がアートと六甲山のコラボレーションを通してさまざまな出会いの場になることを願っています。

主催 六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社

総合ディレクター/キュレーター
高見澤清隆 / 六甲オルゴールミュージアム シニアディレクター 



六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019 紅葉と夜のアート作品を鑑賞 「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」 10/18(金)~27(日)の金・土・日・祝、11/1(金)~24(日)の毎日開催!

これがアートだ!って感じですね。

神の使い白鹿と白猫と白い鳥、みんなで世界の平和を願っています・・・

六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)は、現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」を2019年9月13日(金)から11月24日(日)に開催しています。


本展覧会は今年で10回目の節目を迎え、六甲山上の11会場を舞台に過去最多となる総勢42組のアーティストが展示やワークショップを通して六甲山のさらなる魅力を引き出します。


会場

六甲ガーデンテラス
自然体感展望台
六甲枝垂れ
六甲山カンツリーハウス 六甲高山植物園
六甲オルゴールミュージアム
六甲ケーブル
天覧台
風の教会(グランドホテル 六甲スカイヴィラ会場含む)
六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)
記念碑台(六甲山ビジターセンター)
[プラス会場]TENRAN CAFE
※プラス会場「TENRAN CAFE」の展示作品については、カフェのご飲食利用が必要です。


アート作品と紅葉。ライトアップされた時の美しさを想像してみてください。


当展覧会の会期中、期間限定で夕刻から六甲高山植物園と六甲オルゴールミュージアムの特別開園を行い、ライトアップされた紅葉とアート作品が鑑賞できる「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」を開催します。夜間限定作品の展示の他、11月からは会期終了日まで毎日開催し、自然とアートが融合した空間で“夜の六甲山”をお楽しみいただけます。


また、同期間「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」の会場である『風の教会』も夜間延長開館を行う他、『六甲ガーデンテラス(自然体感展望台 六甲枝垂れ)』では1000万ドルの夜景と共に鑑賞できる作品を展示しています。 これらの施策を通じて、神戸・六甲山エリアの夜観光の活性化も促進して参ります。


■ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~

紅葉の時期に合わせ、アート作品の夜間展示および、紅葉のライトアップを行います。エリア内に展示されているアート作品のライトアップを行うとともに、来場者参加型の夜間限定作品も公開します。


【日程】

 (1)10月18日(金)、19日(土)、20日(日)、22日(火祝)、25日(金)、26日(土)、27日(日)

(2)11月1日(金)~24日(日)までの毎日【計31日間】

【時間】月~木 ~18:30(18:00受付終了)/金・土・日・祝 ~19:30(19:00受付終了)

【場所】六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム

【料金】

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019鑑賞チケット」(大人2,200円、小人1,100円)または、「六甲高山植物園」(大人700円、小人350円)、「六甲オルゴールミュージアム」(大人1,050円、小人530円)の単施設入場券 ※会場となる2施設共通券も販売しています。


■風の教会 夜間延長開館

通常は鑑賞できない日没後の「風の教会」に入館することができ、外観のライトアップの他、昼間とは異なる空間で、作品を鑑賞できます。


「風の教会」内では現代アート界を代表する作家の一人である榎忠の作品を展示します。


【日程】

 (1)10月18日(金)、19日(土)、20日(日)、22日(火祝)、25日(金)、26日(土)、27日(日)、

(2)11月1日(金)~24日(日)までの毎日【 計31日間 】

※ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~と同期間に開催

【時間】~18:30(18:00受付終了)

【場所】風の教会 (〒657-0101 神戸市灘区六甲山町西谷山)

【料金】

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019鑑賞チケット」(大人2,200円、小人1,100円)または、「風の教会」(大人・小人一律500円)の単館入場券


森のどこかに大ヤマネコが潜んでいるかも?イリオモテヤマネコそれともツシマヤマネコ?


■六甲山光のアート Lightscape in Rokko 「秋バージョン 秋は夕暮れ」

1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明器具を使い、限りなく自然光に近い光で、展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光の作品です。


【日程】ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~期間中毎日、~11月30日(土)まで

【時間】17:00~21:00(20:30受付終了)

【場所】自然体感展望台 六甲枝垂れ(六甲ガーデンテラス)

【料金】

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019鑑賞チケット」(大人2,200円、小人1,100円)、または、「自然体感展望台 六甲枝垂れ」(大人310円、小人210円)の単館入場券


★ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~ 会場MAP

 


夜間鑑賞おすすめプラン(六甲ガーデンテラス、風の教会、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム)

(1)17:00~17:30頃 六甲ガーデンテラスで夕焼け鑑賞 or 風の教会で夜間鑑賞

(2)~18:30(月~木)、~19:30(金土日祝) 六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアムで「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」鑑賞

(3)~21:00 六甲ガーデンテラスでライトアップ作品鑑賞&1000万ドルの夜景と共に夕食 

★六甲ケーブルの最終便は21:10です。六甲ガーデンテラス20:46発の六甲山上バスにご乗車ください。


<ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~ 出展作家の紹介>


アーティスト名:高(※)橋 匡太(たかはし きょうた) (※)高ははじごだか

<経歴>

1970年 京都生まれ。
1995年 京都市芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。

光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。多くの人とともに作る大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。

【展示エリア】六甲高山植物園


アーティスト名:本多 大和(ほんだ やまと)

<経歴>

1988年 東京都生まれ。
2011年-2018年 面白法人カヤック
企画部/技術部

デジタルな遊びをつくる作家・クリエイター。プログラミングでつくるインスタレーション作品や、イラストレーション等、企画・意匠・技術に境界を持たない制作スタイルで活動中。「みたて遊び」や「創作体験」をキーワードに、アートとエンタメの中間を探る体験型作品の制作を行う。

【展示エリア】六甲高山植物園


アーティスト名:市川 平(いちかわ たいら)

<経歴>

1965年 東京都生まれ。 特殊照明家・元彫刻家。
1991年 武蔵野美術大学大学院修了。

1991年第2回キリンコンテンポラリーアワード受賞、1993年第3回ジャパン・アート・ スカラシップ受賞。1988年「ドームのないプラネタリウム」を制作、それ以降、現代的なモチーフを選び彫刻でありながら様々な素材、要素を取り入れ、いわゆるSF的な物語性を感じさせる作品群を作り続けている。

【展示エリア】六甲オルゴールミュージアム


アーティスト名:中森 大樹(なかもり だいき)

<経歴>

1965年 大阪府生まれ、東京都在住。
千葉大学大学院デザイン科学専攻修了。

プロダクトデザインと機械工学の経験をバックグラウンドに、光・動き・素材といった要素がもたらす知覚とテクノロジーが提供する新しい可能性を結びつけ、インスタレーションやプロトタイプを作製する。

【展示エリア】六甲オルゴールミュージアム


<風の教会 夜間延長開館 出展作家の紹介>


アーティスト名:榎 忠(えのき ちゅう)

<経歴>

1944年 香川県生まれ。

1970~76年「JAPAN KOBE ZERO」での活動を経た後、街中での会場探しからはじめ、自ら展覧会全体を作り上げることを行ってきた。型破りなパフォーマンスや、銃や大砲を扱った作品、金属の廃材に新しい生命を吹き込んだ作品など、独自の世界を展開。美術館やギャラリーに限ることなく、現在も神戸を拠点に活動を続けている。

【展示エリア】風の教会


<六甲山光のアート Lightscape in Rokko 「秋バージョン 秋は夕暮れ」出展作家の紹介>


アーティスト名:伏見 雅之(ふしみ まさゆき)

<経歴>

神奈川県生まれ、神奈川県在住。
1993年 東京藝術大学美術学部美術研究科修了

2010年、2011年「自然体感展望台 六甲枝垂れ」(三分一博志氏設計)に光による演出を行う作品で、招待アーティストとして参加した。
自然環境に配慮した新展望台の意図を生かし、LED照明によって有機的な光の演出を実現した。季節の移り変わりを表現したプログラムは、施設の利用者を光で包み込んで、六甲山の夜景とともに多くの方に楽しまれた。伏見氏は光を日常空間や都市空間を彩り生活を豊かにする表現ツールにして活動している。

【展示エリア】 自然体感展望台 六甲枝垂れ(六甲ガーデンテラス)

六甲ガーデンテラスでは、伏見雅之の別作品の他、その他出展アーティストの作品のライトアップも鑑賞できます。


参考

世界の樹木「エノキ」

ニレ科。
落葉高木。高さ20mになる。
ムクノキに似ており、わが国では 本州・四国・九州の山野に分布しています。
その他、朝鮮半島、中国中部 に分布し、人里に近いところに多くみられます。
卵形の葉は、三本の葉脈が目立ち、 左右が不対称なのが特徴。10月ごろ、径7㎜の赤い小さな実をつけます。 甘味があり食用にもされるが、もっぱら小鳥たちが好んでついばむ。 


江戸幕府の二代目将軍の徳川秀忠は、参勤交代制度の確立のために、 諸国に街道の整備を命じたが、その際、街道両側にエノキを一里ごとに 植えさせたという。これが一里塚であり、今でも旧街道筋には「二本榎」など の地名が残っています。エノキが選ばれたのは、将軍が「よい木を植えよ」と言ったのを、家臣が「エノキを植えよ」と聞きまちがえたという説があるが定かではない。


現存する一里塚には、エノキばかりでなく、ケヤキや ムクノキといった樹種が一里塚に適していたのでありましょう。 エノキの材は、黄褐色から淡黄色で、主に建築材や器具材にされています。 ケヤキの模擬材にされることもあます。庭園樹や公園樹としても植栽されています。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使



協力(敬称略)

六甲山観光株式会社 〒657-0101 神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32 TEL: 078-894-2071



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。









 



ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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