ZIPANG-3 TOKIO 2020 太陽と海と緑の本部町~瀬底島~「ここには都会はありません!」  琉球古民家貸別荘 美ら民家(ちゅらみんか)開業

はじめに 記事をお届けするに当たり、このたび関東・東北地域を直撃した、強烈な台風19号による被害は特に大雨による水害で亡くなられた方々を始め、多岐に亘って被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。



国内屈指の透明度を誇る沖縄北部・瀬底島に築60年の地域財産を再生したアップサイクルな宿泊施設がオープン!琉球古民家貸別荘「美ら民家」

瀬底ビーチ「何という透明度・・・」

瀬底ビーチ「何という青さ・・・」

本部港の西に見える瀬底島は、周囲約8kmの小さな島。
昭和60年に全長762mの瀬底大橋で沖縄本島と接続されました。
島の西側に白い砂浜が広がる静かな瀬底ビーチがあります。ビーチから眺める伊江島や水納島の情景も美しく、特に島の向こうに沈む夕日が周囲を染めていく様子は圧巻です。


また、瀬底ビーチでは、海水浴シーズンには売店もオープンし、家族連れや若者達で、にぎわいます。北部一の瀬底大橋を渡って、気軽に遊びに来れるのが魅力です。


島の近くには夜空を邪魔する都会はありません。ここでは夜の暗さの中で、輝きましている星たちに気づくはずです。そして、圧倒的な数の星々。今までは気が付かなかった星座がはっきり見える瞬間。


空気の澄んでいる自然の中だから体験できる感動のひとときを味わって見てください。
夏の終わり頃から秋にかけて、満点の星空は見ごろです。アッ、流れ星~祈りを・・・


地球と島に敬意を表し、環境を尊重した新たな宿泊スタイルの提案

瀬底島のちょうど中心部。原風景が残る静かな集落の中に琉球古民家 貸別荘「美ら民家(ちゅらみんか)」がオープンしました。

琉球古民家貸別荘「美ら民家(ちゅらみんか)」アプローチに植えた沖縄の植物がお出向かへ


戦後間もなく建てられた築60年の琉球古民家をオーナー含む地元ボランティアの方々がリノベーション。新たに土地を切り開くのではなく、島に眠る地域財産に命を吹き込んだアップサイクルな宿泊施設です。地球と島に敬意を表し、環境を尊重した新たな宿泊スタイルを提案します。


琉球文化独特の風情ある外観を生かしてリノベーションされた琉球古民家貸別荘「美ら民家(ちゅらみんか)」。まるで沖縄のおばあの家に帰省したような昔ながらの島暮らしを体験することができます。

 

室内の母屋は、琉球古民家の基本となる間取りで、縁側から入って一番座、二番座と並び、背面には裏座があります。仕切りがないため、ワイワイと団らんを楽しみつつ、夜は布団を並べて、これまたワイワイと話をしながら眠りにつくことができます。


室内にリビングが無いため、庭に屋根付きのアウトサイドリビングがあります。屋外で朝ごはんを食べたり、夜はBBQをしながらお酒を交わしたり、使い方は様々。「和」を重んじた母屋とは異なり、どこか南国のリゾートを思わせる雰囲気ですからインスタ映えの期待も裏切りません。



色とりどりの熱帯魚(人魚?)にも出会える瀬底ビーチの様々な種類の珊瑚たち
朝早く起き、島さんぽをしながらビーチへ行き、泳いだりシュノーケリングをしたり、思い思いの時間を過ごしたら、近くのカフェでランチ。夕方はサンセットを見ながらビーチコーミングをして、お酒を飲みながら語り合う。ゆったりと自然のリズムに合わせて過ごすことができます。


こちらは、琉球古民家貸別荘「美ら民家(ちゅらみんか)」の近くにある国指定重要文化財の瀬底土帝君(せそこてぃーてんく) 中国由来の土地神・土帝君を祀り、唐から来た使者をもてなした場所と伝えられているそうですよ。とても静かで穏やかな空気が流れる場所です。


磨き込まれた木の香り
リゾートホテルも開放感抜群ですが、日本の古き良き木の文化を味わえる宿も格別。宿泊者だけに用意された贅沢な空間で、気心知れた仲間と暮らすように滞在するアットホームステイが叶います。


自分に帰る場所「美ら民家」

モノがあふれ「消費する贅沢」があたりまえになった世の中。「消費する贅沢ではなく、本来の心の豊かさとは?」そんな問いに答えを出してくれる瀬底島の大自然。瀬底島は、スーパーもコンビニもほどよく遠く、大半は自然の中で過ごします。あわただしい情報社会から抜け出し、風の音や海の香り、鳥のさえずり、満天の星々に身を委ねて地球を身近に感じることこそが島旅行の醍醐味です。

ポッポッと ともる灯りの 懐かしさ・・・

美ら民家は、ただただ、ボーッとのんびり過ごす「何もしない贅沢」を楽しめる場所。数日自然と共存することで見失いがちな本来の自分を取り戻し、心豊かに生きることや、限りある時間の過ごし方を再確認できる、そんな場所です。


着飾った外側のきらびやかさより、体験によって得る内側の充実は、自分自身に本当の美しさと輝きを与えてくれます。「わたし」が喜びを感じ、笑顔になれる時間を選択することで心が満たされる、「何もしない贅沢」を自分にプレゼントしましょう!島旅を通して日常の不必要なノイズから解放されれば、今よりもっと自分を好きになれるはず。


ちなみに、沖縄の古民家は、玄関がなく縁側からの出入りが基本。部屋の仕切りがなく風を感じながら心地良く過ごすことができます。また、直射日光を遮断するために長く突き出したひさしが特徴的。沖縄の厳しい夏をのりこえるための工夫が至る所に散りばめられており、現代人が忘れがちな先人の知恵と技術も体験することができますよ!

美ら民家にてお待ちしております。


お問い合わせ

古民家貸別荘CHULAMINKA / 美ら民家
住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底113
メール info@chulaminka.jp


瀬底島のほぼ真ん中に位置する琉球古民家貸別荘です。 目の前のフクギ並木をまっすぐ歩くと約10分で国内屈指の透明度で知られる瀬底ビーチに。美ら海水族館へは車で15分。
宿の創りは、沖縄独特の建築を活かしつつ「古き良き文化」を残し、シンプルで落ち着いた空間となっています。母屋はキッチン以外は畳敷きですので、まるで祖母の家に帰ったような感覚でゆっくりとおくつろぎいただけます。



参考

備瀬のフクギ並木

フクギ並木から中に入っていくと琉球古民家貸別荘「美ら民家(ちゅらみんか)」があります。


第25回 平成22年度 手づくり郷土(ふるさと賞)受賞

「備瀬のフクギ並木」

テーマ:一般部門 本部町字備瀬

創意・工夫点について

沖縄では昔から屋敷の周りに防風林としてフクギを植えているが、それも戦争による焼失や近代化に伴い減少し「フクギ並木」は今や沖縄においても貴重な風景となっています。そのような中「備瀬のフクギ並木」は250年以上前(琉球王国時代)から備瀬の住民により守られ続けており、近年では観光スポットとして、また沖縄を象徴する風景のひとつとして定着しています。

維持管理について

フクギは防風林として、また生垣としての役目があるため、各世帯は先祖代々それぞれのフクギを常に維持・管理してきました。またそれぞれの屋敷に面している道についても同じように維持・管理・清掃してきたのでした。備瀬地区にはフクギ並木の維持管理等について「きまり」があるわけではない。「備瀬のフクギ並木」は今も代々受け継がれている住民の高い意識でもって維持管理され続けることにより形成されてきました。

活動状況について

備瀬の住民は、沖縄の美しい風景を求めこの地を来訪する人々が、「備瀬のフクギ並木」を満喫できるよう、手づくりの案内地図や順路表示の設置、レンタサイクル、水牛による遊覧の運営など、自分たちの手でさまざまな工夫を行っています。

本年(令和元年)の募集は終了しております。来年(令和二年)の同時期に行いますので、是非ご応募ください。


手づくり郷土賞とは?

 日本の各地で、地域特有の自然や歴史、伝統、文化や地場産業等を貴重な地域資源として見直し積極的に利活用した、魅力ある地域づくりの事例が数多く生まれてきています。


「手づくり郷土賞」は、このような地域活動によって地域の魅力や個性を生み出している良質な社会資本とそれに関わった団体のご努力を表彰するものです。また、これらの好事例を広く紹介することで、各地で個性的で魅力ある郷土づくりに向けた取組が一層推進されることを目指しています。


「手づくり郷土賞」は昭和61年度に創設され、令和元年度で34回目の開催となる国土交通大臣表彰です。


「手づくり郷土賞」の選定対象

【手づくり郷土賞(一般部門)】

地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及びそれと関わりがある優れた地域活動が一体となったものを選定

【手づくり郷土賞(大賞部門)】

「手づくり郷土賞」を受賞した後、なお一層の活動の充実が行われるなど、継続的に魅力ある地域の実現に寄与しているものを選定 さらに、受賞団体の中から、発表会にて各部門のグランプリを選出します。


「手づくり郷土賞」についてのお問い合わせ先

各地方整備局等 (応募資料提出先)

北海道開発局 開発監理部 開発調整課 TEL:011-709-2311 札幌市北区北八条西2丁目

東北地方整備局 企画部 企画課 TEL:022-225-2171 仙台市青葉区本町3-3-1

関東地方整備局 企画部 広域計画課 TEL:048-600-1330 さいたま市中央区新都心2-1

北陸地方整備局 企画部 広域計画課 TEL:025-370-6687 新潟市中央区美咲町1-1-1

中部地方整備局 企画部 企画課 TEL:052-953-8127 名古屋市中区三の丸2-5-1

近畿地方整備局 企画部 企画課 TEL:06-6942-1141 大阪市中央区大手前1-5-44

中国地方整備局 企画部 広域計画課 TEL:082-511-6120 広島市中区上八丁堀6-30

四国地方整備局 企画部 広域計画課 TEL:087-811-8309 高松市サンポート3-33

九州地方整備局 企画部 企画課 TEL:092-471-6331 福岡市博多区博多駅東2-10-7

沖縄総合事務局 開発建設部 建設行政課 TEL:098-866-1908 那覇市おもろまち2-1-1

○事務局 国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課
TEL:03-5253-8111 東京都千代田区霞が関2-1-3 



瀬底島を訪ね琉球古民家貸別荘「美ら民家(ちゅらみんか)」にお泊りになられた折には、少しだけ足をのばして今帰仁村にもお立ち寄りください。

ZIPANG-3 TOKIO 2020  文化庁 重要文化的景観選定 「今帰仁村 今泊のフクギ屋敷林及集落景観(沖縄編)」~あなたは、もうご覧になられましたか~



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(順不同・敬称略)

一般社団法人本部町観光協会
〒905-0212 沖縄県本部町字大浜881-1 TEL:0980-47-3641

内閣府 沖縄総合事務局〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち2丁目1番1号
那覇第2地方合同庁舎2号館 電話番号 098-866-0031

国土交通省 〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 (代表電話) 03-5253-8111



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。 


ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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