はじめに 記事をお届けするに当たり、この度の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
あなたが住んでいるまちにも、訪れるまちにも、今の姿には理由があります。
普段なにげなく見ている地形や川や道も、その背景を知れば、これまでと違って見えてきます。
当日のコース
余坂天神/御旅所/瑞泉寺/犬山橋(内田の渡し)/木曽川河畔(地形・地質等) /
内田防災公園(郷瀬川)/尾張広域緑道/犬山頭首工(ライン大橋)/史跡犬山城跡/
川のある風景を歩こう、街の魅力を再発見しよう❣
ブラアイチは、愛知県が名古屋地理学会、土木学会中部支部と協力して、まちのストーリーを発掘・紹介していく取り組みで、専門家の解説を聴きながら楽しくめぐります。
そして、まちの成り立ちや過去の災害や地形を知ることで、「まちづくり意識」や「防災意識」を持ち、さらには、地域の魅力を発信することで「観光」の促進にも役立ちます。
ぜひ、ブラアイチを通して、愛知のまちの魅力を再発見してください。
「ブラアイチin犬山
~お城だけじゃない、いつもと違う犬山~」を開催!
愛知県では、県内のまちの様々な知られざるストーリーを発掘・紹介する「ブラアイチ」を平成29年度から行っており、今年度の6月に「ブラアイチin蟹江~川と水に育まれたまち蟹江を歩く~」、11月に「ブラアイチin碧南~歴史と潮風香るまちをブラブラ!~」を開催しました。
今回は、歴史情緒あふれる犬山市を舞台に開催します。「お城だけじゃない いつもと違う犬山」、をぜひ歩いて楽しんでみませんか。
開催概要
開催日時
平成31年3月2日(土曜日)午前9時30分から午後3時終了予定
参加費
無料
参加定員
なし
まち歩き概要
今回は自由なまち歩きイベントです。受付場所でコースマップを受け取って、約6キロメートルのコースを自由に散策していただきます。主要ポイントでは説明員が解説をします。なお、引率や昼食のご用意はございませんので、各自の判断で適宜休憩等をお取りください。
スポット説明
当日のコースのうち、一部スポットをご紹介いたします。
余坂天神/御旅所/瑞泉寺/犬山橋(内田の渡し)/木曽川河畔(地形・地質等) / 内田防災公園(郷瀬川)/尾張広域緑道/犬山頭首工(ライン大橋)/史跡犬山城跡/
1.御旅所「犬山祭の目的地がここに?」(写真:下段真ん中)
御旅所(おたびしょ)とは、神社の祭礼において神様(神体を乗せた神輿)が巡行の途中で休憩または宿泊する場所、あるいは神幸の目的地をさします。
この小島町の御旅所は、犬山城の東にあたる小高い丘上にあり、犬山城下にある針綱神社に正対して碑が建てられています。針綱神社の例祭「犬山祭」では、車山(ヤマ)の曳き込み、神前奉納を経て、神輿が針綱神社からこの御旅所に渡御(とぎょ)し、祭礼が行われます。
2.犬山橋「大正時代の面影を残す犬山橋、電車と車が橋の上を一緒に走っていました!」
(写真:上段真ん中)
犬山橋の架かるこの場所は、古くは「内田の渡し」があり木曽川の「犬山湊」として、そして尾張と対岸の中山道・鵜沼宿を結ぶ交通の要所でした。
犬山と鵜沼の強い熱意により大正14年に完成した旧犬山橋は、鉄道と道路の併用橋として建設され、平成12年まで最長8両編成の名鉄電車が橋の上を車と一緒に走る全国でもめずらしい橋でした。現在は下流に新しい犬山橋が出来、鉄道専用となっていますが、今でも大正当時の歴史を感じさせる姿を見ることができます。現地では建設当時のエピソードなどもご説明させていただきます。
3.犬山頭首工「見下ろす水はどこまで流れていく?……だけじゃない!?」
(写真:下段右下)
愛知・岐阜両県にまたがる犬山頭首工。田んぼや畑で使う水を取るための施設で、その水は水路を通り、果ては名古屋市沿岸部まで流れていきます。
古くから濃尾平野の多くの農家は不安定な取水に悩まされてきましたが、安定した用水確保のため、昭和37年には犬山頭首工が完成。補修・整備を重ねつつ、現在も24時間365日体制で、9,000haを超える農地に水を送り続けています。現地では管理施設内の見学のほか、流れる水や機械などを橋上から見下ろせます。天気次第で逆さ犬山城が見られるかも。
※荒天の場合の対応について
荒天の場合は中止いたします。
当日7時00分時点で決行可否を判断し、中止の際はお問い合わせください。
参加方法
参加費無料、参加定員無しです。また、事前申込等は受け付けておりません。
下記をご確認の上、当日の受付時間内に受付場所までお越しください。
・受付時間
午前9時30分から正午まで
・受付場所
犬山市役所本庁舎2階会議室(住所:犬山市犬山東畑36)
名鉄犬山線犬山駅より徒歩5分程度です。
・その他注意事項
・当日、無料駐車場のご用意はございません。公共交通機関をご利用ください。ご協力お願いいたします。
・どなたでも参加可能ですが、中学生以下は保護者の同伴、介助が必要な方は介助者の同伴が必要となります。
・参加にあたって、安全と健康管理については自己責任でお願いいたします。
主催・協力
主催:愛知県、犬山市
協力:犬山市教育委員会、犬山集中大規模宣伝協議会、犬山市特産品協会、農林水産省東海農政局、土木学会中部支部、名古屋地理学会、愛知・川の会、名古屋経済大学犬山学研究センター、一宮土木研究会
※「ブラアイチ」はNHK「ブラタモリ」を参考に愛知県が企画したものですが、NHKが関与するものではありません。
問合せ先
愛知県 建設部内 ブラアイチ事務局(河川課 計画グループ)
TEL:052-954-6555 E-mail:kasen@pref.aichi.lg.jp
犬山市 都市整備部 都市計画課
TEL:0568-44-0330 E-mail :080100@city.inuyama.lg.jp
「ブラアイチin豊川~桜薫る、平和のまち。
その礎の痕跡を辿るまちあるき~」を開催します!
桜薫る、平和のまち。
その礎の痕跡を辿󠄀るまちあるき
堤の桜、その川岸に咲く菜の花が、咲き誇るまち、豊川。
海軍工廠のあったまちだからこそ語られる「平和」に思いを馳せながら歩きます。
当日のコース
諏訪公園/平和の像/旧海軍工廠正門/(株)ガイアート/テクノス(株) /豊川海軍工廠平和公園/名古屋大学宇宙地球環境研究所
/トピー工業(株) /工廠引込線/佐奈川/陸上自衛隊豊川駐屯地/工廠戦没者供養塔/豊川稲荷・門前薬師堂
※ゴールした方に(株)香月堂のバウムクーヘンをプレゼント
開催概要
開催日時
平成31年3月23日(土曜日)午前9時30分から午後4時終了予定
参加費
無料
参加定員
なし
まち歩き概要
今回は自由なまち歩きイベントです。受付場所でコースマップを受け取って、約8キロメートルのコースを自由に散策していただきます。主要ポイントでは説明員が解説をします。なお、引率や昼食のご用意はございませんので、各自の判断で適宜休憩等をお取りください。
スポット説明
当日のコースのうち、一部スポットをご紹介いたします。
1.豊川海軍工廠平和公園 「豊川市の原点は、戦時中、東洋一といわれた豊川海軍工廠(こうしょう)でした」
本公園は、日本海軍が使用する機銃と弾丸の主力生産工場として、昭和14(1939)年12月15日に開庁した「豊川海軍工廠」があった場所です。終戦間際の昭和20(1945)年8月7日の大空襲により、2,500人以上の方々が犠牲となった、悲しい歴史が刻まれた場所でもあります。
豊川市では、戦後50周年の平成7(1995)年に平和都市宣言をしました。この宣言には、「戦争の惨禍を防止し、恒久平和を実現することが、私たち市民の願い」であり、「歴史上かつてないほど多くの犠牲者を出したこうしたことが、なぜ起きたのか、ともに考え、子孫に語り継いでいかなければならない」ことをうたっています。その想いのもと、悲しい歴史が刻まれたこの場所で戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えることを目的として、本公園が整備されました。
園内には、旧工廠の建物や防空壕跡などの当時を偲ぶ遺構や、工廠の歴史や戦争遺跡について学ぶ平和交流館などがあります。ここ豊川海軍工廠平和公園で、皆様それぞれの思いで、平和の尊さについて考えてみませんか。
2.佐奈川
「昔は一直線の川じゃなかった!?水無川(みずなしがわ)の佐奈川」
市の中心部にある佐奈川扇状地を流れる佐奈川は、かつては蛇行しながら流れ、大雨が降るたびに氾濫して付近一帯の農作物に大きな被害を及ぼし、沿岸の民家に浸水し、道路交通が途絶するなど、その被害は甚大でした。
現在の佐奈川の直線的な流路は、昭和14(1939)年から28(1953)年にかけて行われた河川改修工事によるものあります。現在では、工事終了の時に植栽された桜が成長し、春には佐奈川堤は花見の名所となり、また季節を通じて散策路として市民に親しまれています。
佐奈川のサナは、七輪のサナが灰を落とすように、川の水が地下に浸透してしまう意味に通じるといい、支川である帯川との合流点より上流では、扇状地を流れる川の特性である水無川の状況を見ることができます。
3.豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)
「戦国三英傑も信仰していました!」
「豊川稲荷」の名で世に親しまれ、曹洞宗の名刹といわれている「豊川閣妙厳寺」は、嘉吉元(1441)年に、東海義易(とうかいぎえき)禅師の御開創で、御本尊に法祖寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師伝来の千手観音菩薩を安置し、また、境内に鎮守として、法祖が御感見自作の善神である豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)を祀っています。
現在も福徳の神、抜苦与楽の神として広く崇仰されていますが、今川義元公をはじめ、織田信長、豊臣秀吉、九鬼嘉吉、徳川家康、大岡忠相、渡辺崋山、有栖川宮熾仁親王等諸公も深く信仰されていました。
※荒天の場合の対応について
荒天の場合は中止いたします。当日7時00分時点で決行可否を判断し、中止の際はお問い合わせください。
参加方法
参加費無料、参加定員無しです。また、事前申込等は受け付けておりません。
下記をご確認の上、当日の受付時間内に受付場所までお越しください。
・受付時間
午前9時30分から正午まで
・受付場所
諏訪公園(豊川市諏訪3丁目-135)
・その他注意事項
・当日、駐車場のご用意はございません、混雑を避けるため公共交通機関をご利用ください。ご協力お願いいたします。
・どなたでも参加可能ですが、中学生以下は保護者の同伴、介助が必要な方は介助者の同伴が必要となります。
・参加にあたって、安全と健康管理については自己責任でお願いいたします。
問合せ先
愛知県 建設部内 ブラアイチ事務局(河川課 計画グループ)
TEL:052-954-6555 E-mail:kasen@pref.aichi.lg.jp
豊川市建設部道路維持課
TEL:0533-89-2142
主催・協力
主催:愛知県、豊川市
協力:陸上自衛隊豊川駐屯地、名古屋大学宇宙地球環境研究所、土木学会中部支部、名古屋地理学会、愛知・川の会、豊川市教育委員会、豊川市観光協会
日本中がそれぞれの地域の魅力を発信できるといいですね~
あと少しで飛騨荘川の桜の季節がやってきますね~ダムに沈んだ集落の村人たちの想い出の願いを叶え荘川桜は、今年もきっと満開に違いない・・・
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力(敬称略)
東海農政局 〒460-8516 名古屋市中区三の丸1-2-2 電話:052-201-7271(代表)
荘川町まちづくり協議会 〒501-5413 岐阜県高山市荘川町新渕430−1
電話: 05769-8-6005
荘川観光協会 〒501-5413 岐阜県高山市荘川町新渕446電話:05769-2-2272
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