ZIPANG-3 TOKIO 2020「World Interiors Week 2019 in JAPAN NAGOYA  5月24日~30日 」開催のご案内

はじめに 記事をお届けするに当たり、この度の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。


ミラノサローネ

ミラノサローネ

ミラノサローネ 次回の開催は2020年4月21日(火)~26日(日)です。

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World Interiors Week 2019 in JAPAN NAGOYA 

セミナー「ワールド・インテリアトレンド・レポート」 

World Interiors Week in JAPAN実行委員会と公益社団法人日本インテリアデザイナー協会、公益財団法人日本デザイン振興会共催により、毎年5月の最終土曜日に世界各地で開催される「ワールド・インテリア・デー(WID)」。さらに「ワールド・インテリア・ウィーク(WIW)」が同時開催されます。

唐突ですが、名古屋に来られたら必ず、名古屋城「本丸御殿」のインテリアをご覧あれ。
昔から「伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は城で持つ」と言われております。
随所に匠の技が活かされ、見事に復元できました。

本丸御殿の欄間は、井波彫刻です。詳しくは下記のリンクにてご覧ください。(壱~参話)


ZIPANG-2 TOKIO 2020
~『日本遺産』井波彫刻とは~「木槌の音が響き、木々の薫りが漂うまち 井波(壱)」


今年度も、東京はじめ各地でインテリアデザインの最新トレンドを紹介するセミナーをはじめ、作品展やシンポジウム等が開催。名古屋では好評のワールド・インテリアトレンド・レポートと、フィンランドデザインの魅力について語るデザインセミナーが、2日間にわたって開かれます。

5月25日(土曜日)←この日はIFIが世界中でデザインイベントを行っている「ワールドインテリアデイ」5月の最終土曜日 ワールドトレンドセミナー+交流サロン開催します。


ワールドトレンドセミナー 5月25日(SAT)13:30~16:30 ※受付13:00~

■「2019 最旬パリホテルから読み解くインテリア、そして潮流」
講師:森澄子氏(株)インテリアネットワークス


■「ミラノデザインウィーク ユーロルーチェ2019 報告」
- INGO MAURER, OLUCE, BOCCI, BOMMA, etc. - 

講師:奥田智美氏 スタジオノイ株式会社

ミラノサローネ最新のトレンドを画像をふんだんに交え紹介します。
インテリアデザイナー、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、建築家など、プロフェッショナルの皆さんとご一緒に、一般や学生の方にもご参加いただけます。


□会場:TOTOセミナールーム(大名古屋ビルヂング12F)
〒450-6490 名古屋市中村区名駅3-28-12
※1Fオフィス入口よりオフィス用エレベーター(A)をご利用下さい

□会費:一般¥1,000 / 学生¥500


参考

サローネ・デル・モービレ・ミラノ(Salone del Mobile.Milano/ ミラノサローネ国際家具見本市※)には、43万人(2018年過去最高記録)以上の来場者を188カ国以上から迎え入れ、、5千人以上のメディアが国内外から集結します。

※ミラノサローネ国際家具見本市とは、毎年4月にイタリア・ミラノで開催される、世界最大規模の国際家具見本市とその期間中にミラノ市外各所で行われる展示会や展覧会の総称です。
2019年で58回目を迎え、世界最先端デザインの発信イベントとして多大な影響力を有するとともに、近年はデザインエキシビションの枠を超えたブランド発信の場として注目を集めています。


パナソニック

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2019年4月9日(火)~14日(日)、イタリア・ミラノで開催された世界最大規模の家電見本市『ミラノサローネ2019』本会場Salone del Mobile・Milan(サローネ・デル・モービレ・ミラノ)のVitra(ヴィトラ)社ブースにて、同社と連携して開発した透明ディスプレイのプロトタイプを参考出展しました。

京都を拠点とするパナソニックのデザイナーと、北欧を拠点に活動する著名なデザイナーDaniel Rybakken(ダニエル・ライバッケン)とのコラボレーションによってデザインされた本プロトタイプは、木製のフレームに支えられたガラスケースのような佇まいで、電源を入れると鮮明な映像を映し出すディスプレイになります。基板やLEDなどはフレームと一体化させ、空間の中に美しく溶け込みます。

パナソニックは住空間価値の向上に向けて、世界的な家具メーカーであるヴィトラ社と検討を重ねてきました。そして今回、パナソニックの先端技術とヴィトラ社が持つインテリアや空間デザインに対する知見の融合により生み出された数々のアイデアの中から、映像を空間に溶け込ませる提案として本プロトタイプをデザインしました。 ミラノサローネでの参考出展を通じて得られた反響を今後の開発に活かしていきたいとのこと。


DIOR MAISON

©SILVIA RIVOTELLA

ミラノサローネにてDIOR MAISON×DIMORE STUDIOとのカプセルコレクションを発表

ディモーレ スタジオはイタリア人のエミリアーノ・サルチとアメリカ人のブリット・モランによるデザインデュオが2003年にミラノでスタート。建築と家具、照明、テキスタイルなどのインテリアデザインを専門とするディモーレ スタジオは今回、ディオール メゾンのための特別なコレクションの制作を一任されました。 スペシャルオーダーかつ制作に一年を要するエクスクルーシブなコレクションは、ベースやトレイ、燭台、ライターと灰皿のセット、プレイスセッティング、フレーム、傘立てから成り、4月9日から11日までの期間、ミラノの美しい邸宅、カーサ デグリ アテラニにて展示されました。

ゴールド、シルバー、ブロンズを用いた熟練の合金技術とプレキシガラスとラタンが描くメゾンの象徴的モチーフ、カナージュ(格子)が織りなすこの上なくエクスクルーシブなコレクション。かつてクリスチャン・ディオールがファッションショーのゲストのために用意したナポレオン3世様式の籐椅子の格子模様を引用したカナージュは洗練された銀箔細工とメゾンを象徴する色であり素材であるゴールドの陰影とともにコレクションの中で際立ち、それがムッシュ ディオールが好んだ18世紀様式の現代的な再解釈となっています。

クリーンなライン、芸術品ともいえるこれらのピースはその名称とフォルムからかつてギャラリストでコレクターでもあり、またピカソからダリ、マグリットまで20世紀の偉大な芸術家の友人であったクリスチャン・ディオールが傾倒したシュルレアリスムとキュビズムを思わせます。  



今年はCCDOリレートークもWIWに合わせて開催!

トーヨーキッチンスタイル(名古屋市内)にて18:00~21:00開催(詳細は事務局へ)


『フィンランドの巨匠
 ”Kaj Franck カイ・フランク” の魅力を語る』

– フィンランドより、タウノ・タルナ氏をお迎えして –

カイ・フランク作品 タウノ・タルナ氏コレクション

フィンランドより、”Kaj Franck カイ・フランク”の教え子であり、世界有数のカイ・フランクコレクターと知られているデザイナー、タウノ・タウナ氏を日本にお招きしデザインセミナーを開催します。世界中で愛され続けるカイ・フランクデザインの全てを知るチャンスです。ご参加をお待ちしています。


Kaj Frank ’s personal history カイ・フランク年譜

1911年 フィンランド、ヴィーブリ、(現在はロシア領ヴィボルグ)に生まれる
1932年 ヘルシンキ中央工芸学校卒業
1934年 Te-ma 社のインテリアデザイナー就任
1939年 兵役に入る
1945年 アラビア社の陶磁器デザイナーに就任
1946年 イッタラ社のガラスデザイナーに就任 イッタラ社の新作を対象としたガラス・アート・デザインコンペティションで 2位,と3 位を受賞
1950年 アラビアのアートディレクターに就任
1951年 ミラノトリエンナーレで金賞受賞(セラミックアイテム) ヌータヤルヴィ社のデザインディレクター就任
1953年 キルタ発表
1954年 ミラノトリエンナーレで名誉賞受賞
1955年 ルニング賞受賞
1956年 米国講演旅行の帰路、私費で来日、各地訪問。噂が広がり多くの有人と接触する
1957年 ミラノ・トリエンナーレでグランプリ受賞(Klemlin Kellet / KF500)
1958年 正式要請により来日、講演やワークショップを開催
1960年 ヘルシンキ産業工芸学校(現アアルト大学)で教鞭をとる
1964年 ユーゲン皇太子賞受賞
1973年 フィンランド政府からアート・プロフェッサーとして国のデザインを継承する活動を任命される
1978年 サルビス社から「EASY DAY」発表
1982年 キルタがティーマシリーズとなり、再発表
1983年 ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートの名誉博士号を授与される
1989年 「ルニング賞での日本への旅行
1956 – アジアにおけるひとりの異邦人」展 ギリシャ旅行中に死去
1992年 デザインフォーラムフィンランドにより「カイ・フランク賞」が設立される
1993年 イッタラ社からカルティオが発表される
2011年 フィンランドで生誕100周年を記念し、切手シートと記念コインが発売される  



《基調講演》

『フィンランドの巨匠 ”Kaj Franck カイ・フランク” の魅力を語る』

タウノ・タルナ氏

フィンランドデザインの巨匠と称されている ”Kaj Franck カイ・フランク”(1911-1989)は、フィンランドで最も偉大なプロダクトデザイナー「フィンランドデザインの良心」として知られています。彼の作品は、世界中から賞賛を受け、数々のアワードを受賞しています。


シンプルで美しいデザインの Kartiioカルティオ(イッタラ)、Teemaティーマ(アラビア)は、今も世界中の人から愛されている日用品の名作です。そのデザインは次世代へと引き継がれています。


またアートガラスにおいてもシンプルなフォルムなのに、さまざまな色彩や技法にチャレンジをしたユニークな作品を残しています。


今回、タウノ・タルナ氏が所有する3,000点のコレクターアイテムの中から選んだ美しいカイ作品の紹介(画像)とともに ”カイ・フランク”の魅力の全てを、デザイン背景やエピソードもたっぷりと語ります。またヴィンテージの名作に囲まれたタウナ氏の暮らしぶりもお話いただきます。     


ゲストデザイナー:Mr.Tauno Tarna タウノ・タルナ氏

タウノ・タルナ氏作品

プロフィール

1944年 フィンランド・エウラヨキ生まれ。フインランド産業工業学校でカイ・フランクと出会い、師事。1968年 卒業、サルビス社のデザイナーとなる。

1986年 プラスチック製品のデザインによりフィンランド政府デザイン賞を受賞。
1989年 ハックマン社デザイナー・製造部長 1995年 メトス社の製造部長として活躍。
2003年 デザインフォーラム・フィンランド理事 2004年 デザインニュージアム理事
2005年 フィンランドデザイナー協会オルナモ理事長、その他にフィンランドのデザイン界に関連する多くの組織において要職を歴任。
2006年 日本の南部鉄器NEW JAPAN BRANDのプロジェクトから「PRO ARTE」シリーズを発表。岩手大学工学部との協力のもと2008年にデザインフォーラムフィンランドで展示を行い、2011年にこのシリーズは日本のグッド・デザイン賞を受賞した。カイ・フランク作品 3000点を所有するコレクター。

要項

日時:2019年5月27日(月) 13:50-15:30 (13:20受付)

会場:名古屋学芸大学 日進キャンパス

住所:愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 Tel:0561-75-7111

参加者:一般、学生、建築家、デザイナー、教育関係者、関連企業

定員:120名

参加費:公開授業のため無料(一般・その他の学生とも無料)

問い合わせ:公益社団法人日本インテリアデザイナー協会 中日本エリア事務局
(株式会社フォーラム内 Tel:052-705-3002 Fax.052-709-5377)

後援 フィンランド大使館 フィンランドセンター

通訳協力 フレーズクレーズ


「ミラノサローネ」次回の開催は2020年4月21日(火)~26日(日)です。
これからのインテリアトレンドを知りたい方は、一度視察してみて下さい。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使



協力(順不同・敬称略)

Salone del Mobile.Milano|ミラノサローネ国際家具見本市

公益社団法人日本インテリアデザイナー協会 中日本エリア 事務局
〒465-0053 名古屋市名東区極楽3-198 ㈱フォーラム内 TEL/052-705-3002

名古屋市役所
〒460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号電話番号:052-961-1111(代表)



 ※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。  



ZIPANG-3 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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